昨日は、『銀幕の映画サロン』。
学生ボランティアも参加予定だったので、一ひねりある作品を考えました。
その結果、『海底軍艦』を選択。
そのまま見れば、1963年(昭和38年)の東宝特撮映画。
「マンダの生け贄にせよ!」です。
しかし、物語の中で、若者代表の高島忠夫と、帝国海軍で「悠久の大義のために戦う」神宮寺大佐とのやりとりは、半世紀以上経った今でも、同じような議論が繰り返されていると思います。
昨今では、大きく変わった国際情勢の影響で、考え方も変わってきていると思いますが。
善か悪か、有りか無しかの議論をするのが目的ではなく、同じような意見の交換が、ずっと行われていることを、見て欲しかったのです。
最初は、『昭和残侠伝』を考えました。
ジェンダーが、と言われる時代に、男とは、女とは、忍従など、今の子供たちにそういった価値観と、その時代を見せたかったのですが。
上っ面だけでは、ただのヤクザ映画なので、保護者まで伝わるか、はなはだ疑問。
頑張って考えたのですが、学生さん達は来なかった。
理由も分からず、依頼してきた側は、何を考えているのか。
日和って、「マンダの生け贄にせよ!」です。
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