二三(にそう)雲の監督が亡くなられた。
さかのぼること4年前。紳士としてのラストデイズ
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この展覧会のわずか2日後、フィンランドへ飛んでヘルシンキの湖で観た雲が、まさに圧巻の二三雲。
懐かしい記憶
《MOT2》承前
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MOTのコレクション。
ここに来るたびに、毎度のことながら一家言、書き残したくなること。
1994年。
MOTの学芸員がリキテンスタインの逸品を初期コレクションに加えるため、条例に定められた通りに都議会へと購入承認申請を行った。
議会で発言したのが、なんでも反対、なんにもわからんちんちんな共産党クソ議員。

「こんな落書きに6億円も出すとは何事ぞ

」
共産党員なんてのは、何をしようが全部反対なのでスルーしておけばいいのに、このわかりやすい話題にマスコミも飛びついての侃々諤々
まるで今、島根か鳥取でやっている段ボール箱論争の元祖。
結果論ではあるけれど、6億円で購入したリキテンスタイン、現在の市場価格は100億円を超える
目利きのMOTは、まだマイナーであったホックニー作品も青田買い。
所蔵作品は世界に誇る150点余り。
つまりは、芸術の世界は専門家に任せておけばよい。
芸術には何も興味のない共産党が、世間受けする問題にいちゃもんつけて、ただそれだけのレゾンデートル。
維新が言うまでもなく、早くなくなってしまえばいいのに。赤色吐息。
『MOTコレクション〜被膜虚実』
企画展から流れてくる鑑賞客は、いつものように精々、十分の一。つまり1割程度。
呆れるほど勿体ないが、そのお陰でガラガラの展示室。
スタッフさえ「コレクション展はいつも空いてますから」と自虐の発言。
『キューピー』(福田美蘭)
ショップで販売すれば500円もするであろう、立派な解説書も無料配布。
ホックニー展の扱いとは段違いにコレクション鑑賞客を大切にしてくれている。
天然痘らしき鹿が一部屋に固まって、名和晃平4点セット
これでさえ、購入時からの値上がり幅は5倍を優に超えているだろう。
サム・フランシス生誕100周年と銘打った展示室は、いつぞやのダミアン・ハースト展(★1)を髣髴とさせるが、作品の前に近づけばシドニー・ポロックのようなイメージが沸き上がる。
さらに、コレクション第3の展示室。
『横尾忠則〜みずのように〜』
Y字路だけではない、これも見事なコレクション。
ホックニーが86歳現役ならば、横尾忠則さえ83歳現役。
昔に描いた作品をセルフブラッシュアップさせて『シン・●●』と題名を付しての二次使用。
あらためて横尾忠則を眺めてみると、悪くない。
兵庫や豊島の横尾美術館へ出掛けているのだから、ちょっとしたファンといっても叱られまい。
香港M+で観てきたばかりの作品も数枚再会できた。
乳首を引っ張り合うやつは、題名を見なくたって判別できる。川オスの矜持。
そして、何枚かのY字路。
これも同様のY字路をM+で鑑賞したからこその感慨深さ。
MOTのY字路は暗い。
マイベスト横尾忠則。
『彼岸へ』(2000)
キャプションにはキュレーターのつけたタイトルだろうか、『あちらとこちら』となっている。
作家郷里の兵庫県西脇市。新西脇駅近くの鉄橋にかかる線路の風景に、すでに鬼籍に入っていった同級生たちの似顔絵が描かれている。
現存する横尾先生は赤く生者の顔。
線路に咲いた彼岸花と、死者の魂を表す蛾の存在。
タブローの前で動くことができなかった。
MOTの終焉を告げる宮島達男。
ぼくが宮島達男を初めて知ったのが、2011年のMOTだったかも知れない。
気が付けば、貸切となっていた宮島達男の展示室を出て、すでに陽は闇に落ち、ナイトミュージアムの様相を呈している。
ホックニーの入り口には、夕刻よりも多くの観客が列を作っている。
あちらとこちら。
自分的には、こちらの方が好きだな。
ホックニーだって13枚。誰にも邪魔されることなく鑑賞できるのに。
そんなことを思いながら、清澄白河の中華料理屋へ飛び込んだ

山本二三が死去 「天空の城ラピュタ」美術監督や「天気の子」天井画など務める
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=86&from=diary&id=7532515
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