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2023年07月17日00:56

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やがて海へと届く


やがて海へと届く、おもしろかった。雷の夜、湖谷が見つめるの、やはりあのキスがビビビンときたのかな。愛と喪失か。整理されまた日常に戻り忘れ去られる。彼女の髪型が一貫して変わらないのはドゥルーズ的時間イマージュにおける一貫性、というより、彼女自身があの時も今も変わらぬ、ということなのだろう。トンネルを抜け、彼女の髪型も少し変化したように見える。整理されまた日常に戻ったとしても忘れ去られることはない。あの現場に行き、堤防や人々があり、そこが表される。人々が撮られる。最後の高校生の子がその話、印象的、でもアクターかな、とチェックすると、さくら学院及びちゃおガールの元メンバーとある。地元の子ではないのか。されど、アンナカリーナではないけれど、アクトも現実と同等に録画されるもの。現実に対する表現の果敢な挑戦にも思えてくる。最終盤のアニメーションも含めそうである。それはいいけれど、湖谷の視点にいざなわれてここまで来たのに、彼女の視点は置いてきぼりになり、われわれ観衆だけに謎を教えているようにも思える。されど、湖谷はもうそのことを知っているのであり、それゆえわれわれにそのこと解いているのだろうか。壮大な最終章ながらもモヤモヤするものあるも、ラストの岸井ゆきのの顔、クロースショットよかった。湖谷がそこにいて、我々が様々にそのプロセス通ってきて知っている現在の岸井ゆきのがある。

ps
途中に岸井のそばに出てくる浜辺、なんだかベルイマンしている。ペルソナではなく叫びとささやきの方である。



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