ハマのドンおもしろかった。今週のニューズウィークを読むと、ほほー、この雑誌にも保守派のライターがいるのかと、そのライター、デサンティスが伝統回帰ではないけれどアメリカ的価値観の維持をしてくれる、という期待を掲げている。この雑誌はリベラル派からの擁護や攻撃を満載するイメージだけれど、さにあらず、中道派というよりいろんな意見をおくところは健康的であり、前に読んだ記事では、中国のいろんな圀との経済的結びつきも、多様性がある世界を肯定的に捉えられるような内容に思えたり、最近会った中国在住の韓国系アメリカ人弁護士に外国人に対する抑圧のことを聴いたけれど、そんなことない、と笑っているし、ある一方向からだけのイメージづくりは出来るにしても、当然のことながら、それは一面なのだ、とあらためて思う、となる。ハマのドンも多様な角度から見つめるではなく、キャプラ的ポピュリズムの体現者として捉え方を統一させ、民意を現前させる。ドンがライオネルバリモアに見えてくる(素晴らしき哉人生以外での)。彼はユーモアを伴う豪放磊落なヒーローでもある。ドンがたてた候補が何者かがあまり表されず、とにかくドン、そして民意にフォーカス。賭博はヒトを堕落させるという昔から変わることなくある人情もアピール。電話やチラシ配布による地道な運動、そして国政を叩きのめす。菅さんの退任もドンの働きによってもたらされたかのようなセンスも出ている。しかし、多方面から捉えなくても出た結果は事実としてある。戦後すぐからチームを束ね、民を大事にし、権力をギャフンとさせる。スカっとした造りのハマのドン。
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