CIRCLE '23おもしろかった。地下鉄がエクステンションし博多駅まで12分となったので1時間ぐらいで行けるかと思ったら、もっとかかった。海の中道海浜公園の駅で乗車客が大放出。長いものに巻かれろが座右の銘の私は疑いもせずにそこがサークルの会場駅と流れに従うも、降りる瞬間、車内にのこる女性の声「えっ?ここ?」、降りると、女性の駅員さんの声「サークルは次の駅で降りてくださーい、サークルは次の駅で降りてくださーい、」の連呼。大量放出した乗車客は鮭の母川回帰のごとくに車内に戻る。西戸崎駅から会場まで、ベルサイユ宮殿みたいな邸宅を持っている金持ちの邸宅に招待されたらとしたら門をくぐって玄関まで歩くぐらい、長かった。20分ぐらい歩いたな。ホームカミングスのヴォーカルのヒトのソロ公演は見たかったけれど終わった時間であり、ステージの爆音が聴こえてくる。隣を歩いているリーマン系のお父さん、彼の横を歩いている小さな娘さんに「テンパレイはじまった」と言う。ステージに向かう。ファンクな感じでノリノリ。バンドはメンバーにプラスしてギターとベース。ヴォーカル兼ギターのリーダー、思っていたより丁寧なヒトである。AAAMYYYは白いヘッドフォンしてプレイ。その後、ゲシュタルト乙女のヒトのソロの歌で癒され、彼女は彼女が好きな向井秀徳の歌も歌い、SOIL&"PIMP"SESSIONSは音だけを聴きながらそこで合流した友だちのテントで食事をし、ムーンライダースの登場。彼らは17年ぶりの九州らしく、いつまでもヤングの彼らの醍醐味を堪能し、ほんと、音は若いなと感動し、長岡亮介のヨーデルに堪能し、そしてウーア。ウーアやバードなどナインティーズ系は当時を知らないので(いなかったので)よく知らないけれど、えらいかっこよかった。バリうれしかっちゃんね、とか、八女茶おいしい、とか、うまかっちゃんね、のMC、みな盛り上がっていたけど、私的にはウザかったわけだけれど、とにかくエスノのポリリズムの複雑さにファンクなノリ、彼女のパフォーマンスと相まり、so Qoooooooooool。ザゼンボーイのソロよりも、ムーンライダースのバックの方でもちらりとギター弾く姿の澤部渡が見えたけれど、スカートの編成ストラクチャーが気になり、そっちに向かうも、そこはDJブース。バンド形式ではなく、澤部渡が彼が好きな曲をジャンジャンかけてノリノリなノリ。3つのステージ、大きなのはバンド形式で、その次の大きなのはソロ演奏用で、三つ目のはDJブースということかと理解し、トリは電気。前の福岡公演を観た2日後にピエール、マッポにパクられたわけだけれど、前回の福岡公演と同じまんまのシルクハット姿のピエールが登場。オーディエンスを煽る。出だしからかっこいい。良くも悪くも電気グルーヴ。混雑を避けるため、最後まで観ず駅へ向かう。二日目、君島大空の編成は気になっていたが、ソロ公演のため、バンド編成もなにもないのだと前日に理解でき、終盤に間に合うも、先日よりもえらい人数が増えておる、と驚く。羊文学は3年連続参加とのこと。でもリモートを終え大人数のお客さんは今回が初めてとのこと。シューゲイザーのサウンド、乃木坂のような衣装でかき鳴らす。かっこよかった。ウーアと同じぐらい感動する。思えば、20代なかばの彼女ら、こうしたサウンドを鳴らすのも、昨今のバンドを見回すと、希少価値なのかな、となる。ここちよいグランジのあとは、青葉市子。お姉さん感覚のMC。敬語を一切使わず上から目線だけれど、お姉さん感覚がかもしだす心地よさとなる。ギター弾き語り、ピアノ弾き語りで、青葉節はボサノバ調だったりトロピカルだったり常にマリンな感覚。台湾からのサンセットローラーコースターはなんとなくエイジア・ミーツ・AOR。思えば、エイジアはプログレって感じではなくAORみたいな感じだったな。七尾旅人のソロもとてもよい。でも、ハナレグミはさらに圧巻。歌を歌いこむヒトかと思っていたら、さにあらず、ファンクにスカなノリ。今回のサークル、ウーアと羊文学なみに感動、ノリにノリノリ、ノラせてくれる。so Qoooooooooool。先日も8時間ぐらい踊りまくり、今回も踊り、腰がグラグラ。田島貴男では休もうと思うも、聞き惚れる。エゴラッピンを聴きながら友人のテントで食事をし、粋が長い裏打ち、どの世代にもファンがいるんだな、とエゴラッピン凄いな、となり、ラストはコーネリアス、早めにステージにくいつき、電気もだけれどこちらも視覚セットに時間がかかるんだなと思いながら待っていると、垂れ幕に映像が浮かび上がり、マイクチェックマイクチェックの音声からーのハイハットのシャッシャッ、あらきゆうこのドラム、かっこいい。横並びの4人の演奏に感動し、バックのスクリーンの映像に堪能し、小山田くんがキューを歌うとき、背後に映し出される高橋幸宏、鮎川誠、坂本龍一に大歓声。電気とこちらがメインで来たけれど、こちらも終わる15分ぐらい前に大量のヒトの放出を避けるための退場、サークルを後にする。感動と腰がガクガクの2日間であった。翌日に少々熱が出るもPCR検査では陰性。よかった。
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