Y●uTubeにゴーストスープがあったので観る。リップヴァンウィンクルの花嫁といくぶん照らし合わせられる。主人公にさんざんなことする非日常への導き手であるトリックスターがいて、そこで主人公は忘れかけているものを思い出す、というストラクチャー。まんま花嫁に持ってきているわけではないのだけれど、でも、その忘れかけているものとは、抽象的な言い方をすると同じで”愛”。たどり着くものはナッシングスペシャルだけれど、なにかよかった。きっと道端に立っている少女がよかったんだろうな。ナッシングスペシャルだけれど普遍的な素朴性。
平成をテーマに観ているからか、もうとっくに昭和は終わっているのに、というセリフが印象にある。令和になってさらに歴史の共有者はいなくなるけれど、平成においても、あの兵隊さんはなんらかの証として置いときたかったんだろうな、俊二。
なんらナインティーズの頃のブームのファンではなかったけれど、初期作品集(いわばテレビドラマ時代、でもゴーストスープもドラゴンフィッシュも花火を下から横からも入っていない)のイニシャルを購買したので、まず初めにこれで平成のアトモスフィアを味わう。
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