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2022年10月11日21:15

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Kissingジェシカ


Kissingジェシカおもしろかった。オフブロードウェイで上演されたスケッチ劇、それに出演もしてホンも書いたふたりがその劇の権利を映画会社に売ったけれど、映画会社は映画化にこぎつけないので、ふたりは権利を買い戻して、練ってシナリオにして、自らも主演するこの作品ができ、結果、好評をもって迎え入れられたとのこと。官能の映像ではなく、シットコムかのような群集劇が表され、ほんとスケッチかのように、初めて女性と付き合う戸惑いと興味、そしてよい関係になっていく様が表され、でもまわりにはなかなかそのことを言い出せない事、その事にイラつくパートナー、と、映画にはよく表されるお約束の葛藤があるも、カミングアウトとまわりの驚きと受け入れ(そんな事が娘にあるなんて夢にも思っていないジューイッシュ・マザーだけれど、娘の態度で気付き、娘に、あの子は私好きよと自ら言って娘の気持ちを解放してあげる)、ふたりの同棲、そして別れ、そこらからはまるでウディアレンの作品を見ているかのような流れで、パートナーと新しい彼女のベッドタイム、主人公は元同僚で元カレと偶然に出会い、パートナーと別れたことを告げ、じゃメールするね、と別れ、で、今や親友となっている元パートナーと待ち合わせのカフェで笑顔でチャット、と、なにげない日常の一コマをスケッチしていくみたいで、アレン臭さはあるものの(特に最終盤)、とてもラヴリーな作品。いきなり玄関入ってブッチュとぐんずほぐれつ、とかでなく、戸惑いと興味とか、なるほどな、となる感じとか、みんなから好かれる作品であること納得。シットコム調にしているのもシットコムばかり観ているアメリカンにはすんなりの理由の一つであろう。




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