プリンス/パープル・レインおもしろかった。MTV創成期に伴ったかの様なエイチーズの音楽入り映画はフラッシュダンスもトップガンもフットルースも観てるけれどこれは初見。ヴィジュアル的にプリンスのチャラチャラが意にそぐわずに見過ごしていたけれど、ここ近年においてプリンスの偉大さをジワジワと感ずる様になり、それでは観てみるかとなり候。けっこう感動もする。お話し的には、他者を受け入れず閉じ籠る殻から抜け出すまで、と、リサとウェンディの曲をやがて受け入れるだろうと容易に想像できる筋立て、でも、ストーリー的なものとの相乗効果による、プリンスの歌う姿がダイナミックに心を突き刺す。お茶目でキュートな姿も意外であり新鮮である。アクト的にはウォーターズの初期映画における素人役者集団的なダルい感じだけれど、映画的というかMTV的というか、演者たちのショット内における所作の計算の良さと、役者じゃなくともやはり表現者たるゆえの表現の良さでカヴァーな感じ。ザ・タイムやアポロニア6の音楽を聴くとPファンクの影響が分かる。ベタな内容だった。でもヒットしたのが分かる。
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