録りだめのを観る。BSでやっていたRAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語、おもしろかった。サイケデリックなものばかりもいけないと思って、こうしたのもいいかな、と母にも楽しんでもらえるように。あまりこうしたのを観ないから新鮮である。いわゆる、良質の日本映画というもの。トリュフォーが良質のフランス映画と揶揄したように言っているのではなく、家族愛あり、涙あり、土地の人々との絆あり、とか、一般的な感じでの意味でのそれ。七三分けして真面目だけれど崩れている役が多い中井貴一だけれど、本作では冒頭の方では真面目にエリート演じていて、リストラも会社のお仕事もクールに、ドス低い声でやりこなしていて、運転士になると、いつもの柔らかい中井となり、ただ夢を実現できた中年のお話だけで終わるのではなく、母の癌が伏線にあり、同僚の三浦貴大のモヤモヤも伏線にあり、あれこれあってやがて中井が仏のような顔になるまでの成就的なレールウェイが人生と掛け合わされ、妻の高島礼子に、終電まで乗ってけよ、といい感じのエンディングになる。絵が綺麗だった。
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