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2022年09月04日12:52

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エビータ


きのう喰ったエビ美味しかった、、言い間違えました、もとい、エビータおもしろかった。マドンナはアイキュウ500だけあって、エビータに彼女のイメージを重ね合わせる役をハイビジネス的に上手くイメージコントロールしている。それはセクシャルな成り上がり者というイメージだけではなく、彼女自身が大衆の声なのだというドントクライ4アルゼンティーナである。ケンラッセルも監督として参加し、ロイドウェバーとティムライスの許可を得て脚本を書いているとこまでやってたらしいが、彼はライザミネリをエビータにキャストしたく、トミーでも組んだプロデューサーのナントカとロイドウェバーとティムライスはキャッツで猫のナントカのオリジナルを演じたナントカをエビータにするつもりであり、ケンラッセルは彼らにそこをなんとかと交渉したけれど、けっきょくのところ、ラッセルは解雇されてしまったらしい。どんなエキセントリックなエビータになってたのだろうか、と気になるところではある。ミュージカルにおいて私的にはサウンドオブミュージックやマイフェアレディが基本になってるので、フェームのいろんなアングルのショットが矢継ぎ早にモンタージュされる(そういった記憶)が整合性に欠けて見えたけれど、この作品でのモンタージュはしっとりと落ち着いたもので没入することできる。なによりバンデラスのダイナマイトな歌声にビックリ。ミュージカルの経験あるのだろうか、ヒュージャックマンほどではないけど上手い。マドンナとバンデラスのキャストでふたりの恋物語と想像していたけれど、さにあらず、彼は語り部にしてトリックスター的な役回り。ミスサイゴンでいえば、市村正親かジョナサンプライスってところであろうか。そのプライスがマドンナの恋のパートナーを演じる。マドンナは彼の闇のフィクサーとしているようでもあり、権力を使いこなす部分が作品のほとんどのようにも思え、冒頭の方、バンデラスはなんであんなビッチを敬うんだと歌う。も、バンデラスの方が実は間違っていて、彼はブルジョワジーへの嫉妬ややっかみをあからさまに表す者で、マドンナのエビータがラストに勝利するのかと思いきや、ふたりが最終盤で踊り歌うとこ、どちらも大衆の声をリプレゼントしている存在なんだな、ただバンデラスはあちこちにいるような社会に怒りをふつふつとたぎらせる存在なんだな、となる。エビータ、それは大衆そのものなのである。アルゼンチンタンゴのメロをベースにした歌が多く、ロックオペラ的なものもあり、曲総てに入り込む。






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