雑感二題

その１：
タモリ倶楽部で、「役に立たない機械」がまれに放送されます。
早稲田の授業の一環らしいのですが、非常に面白いです。
けれど、前回は、かなり洗練されて、“役に立たない”ことを目的としているのですが、
・役に立たない目的に対して、役に立っている
のような。
初期の、苦笑するしかないようなくだらなさや、意味の無さとは、かなり離れてしまったように思います。
有名な分野になれば、才能が集まり、しょうがないこととは思いますが、画期的、革新的な役に立たない機械を、作って欲しいのです。

その２：
マニアとか、オタクとか言われる人達にフォーカスした番組を見るのが好きです。
この数年は、そのような番組や企画が乱立して、出演される人達も、確かに強いこだわりを持っていますが、イマイチな感じがあります。
最近は低調だし、そろそろこの種の番組も終了かと思って見ていますが、まれに大ヒットなオタクが登場します。
「勉強を沢山して優秀な成績」ではなく、「○○が好きで好きで、それを追求していたら、結果として成績も優秀」、といったタイプが良いのです。
世間的に高く評価される、勉強や授業で学ぶような学問分野も良いですが、他人が見たら、何故それが良いのか、何故それほど追求するのか、といった理解不可能なジャンルも見たいのです。