真夜中の弥次さん喜多さんおもしろかった。あまりにもブットンでいてよく分からなかった。原作を知らないけれど、精神性は受け継いでるのかな、映画はなにか松本人志的(でももっと劇場映画寄り)。一緒に観ている母がこちらをチラチラ見てくるのが視界に入り分かるのだけれど、この映画よく分からないね、とか言うと、集団パニック感染のように(ふたりだけだけれど)、こんなおもしろくないの観るのよそう、とかなるといけないので(とりあえずは最後まで観たいので)、気づかないふりして続ける。清須会議にはお兄さんが出ていたけれど、こちらは弟、でもってお父さんも出ている、寺島進はこちらにも出ていて、妻夫木はほとんど同じようなウツケをやっている。分析不可能にユニークだけれど、本作を見ると、メリケンサックが異端で、中学生と地獄を思うと、こっちの方がクドカンの正常な世界観なのかな。でもどれも毒が効いている。
リアルとはロマンであり、ポストトゥルースを待つまでもなく、今も昔も自身が念じて現前するのがリアルなのである。でもさ、ロマンはずっとあり続けていても、そういった意味ではクドカン、ドンピシャにコンテンポラリーなんだろうな。
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