ヘルプレスはなにかゴダール・ミーツ・イマヘイなものあるな。観ながらゴダールなものは感じられていたけれど(蓮見派であること知ってるから前知識がそう思わせたのかもしれないが)、イマヘイなものは書きながら自分のなかに湧いてきたけれど、イマヘイは父性のオブセッションでなく寧ろ母性だから、サッドヴァケイションの方がイマヘイ・ワールドに近づいているのかな。でもそれも、ムラ家族的シガラミの延長だから、あくまでも青山ワールドと言えるもの以外のなにものでもないのだろうな。
トカレフは拳銃の魅力にバタイユ的エロティシズムが映し出されるけれど、でもそれはあまりにも表象的であり、単純に、あの村で目の前の世界、子供を殺した男が自分の奥さんとイチャついていたら、そりゃ誰しも、ここは誰わたしは何処と気が動転してウォーッとはなるわさ。けど、山んなかで拳銃を口に突っ込むの、やはり佐藤浩市から突っ込まれたときに昇天した快楽の再来を求める闘いの衝動が働いたのかな、そうしたモメントはバタイユが指摘するようにあるような気もする。
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