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2022年06月19日12:27

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サッド ヴァケイション


サドバケおもしろかった。こんな人間臭さも表現できるのか羽田、と板谷由夏をずっと羽田美智子と勘違いして観ていた。レイクサイドはなにかキヨシクロサワしてたけれど、こちらはシンジアオヤマしている感じであるが、ヘルプレスやユリイカがほとんど覚えていないのでなにがシンジアオヤマしているが分からないけれど、この作品も〇〇ぽさが冒頭に感じられる。冒頭はジューズ・ハープ(口琴)の響きが鳴るからなにか、イマヘイや、或いは中上健二なものを連想してしまう。土地への呪縛だ。観ていくと、時代が違うからかそこまで泥臭さはないけれど、母性の呪縛が顕わとなる。オブセッションはラヴ&ヘイトレッドとして子供たちに表され、それに比し、懐の深い母性は堂々として風林火山。オープニングクレディットは音楽に合わせてリズミカルにジャンプカットがおもしろい。これはまさにシンジアオヤマしているのだろう。抜けたコマと同じように、コンテクストが不足している分、想像し配列させる。ヘルプレスやユリイカはほとんど筋や脇を添える人物たち覚えていないのだけれど、少なくともメリーポピンズのような愉快なミュージカルではなかったことは覚えている。喪失と痛みを抱えた浅野と宮崎がここで出会うのか。しかしながら、闇の子供たちと同じように見て見ぬふりができない宮崎あおいであるが、ここではゲスト出演扱いで、浅野忠信がメインの、つまりヘルプレスの続編な感じがする。ラストのシャボン玉もなにかイマヘイな飄々ととぼけたメルヘンなヘンな感じで楽しいけれど、ジャンプカットしているかのような隙間の充実感を表すような軽快なリズムはきっとシンジアオヤマしているこの作品の魅力なんだろうな。





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