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2022年06月10日12:51

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冬薔薇


天神で時間が空いたので、キノシネマ天神でなにかあってるかなと検索。阪本順治の名前、よし行こうと向かう。どちらの映画ですか?とチケット売り場のレディが尋ねるので、「ふゆばら」と言うと、「ふゆそうびですね」と言ってくる。目が悪くなっているけれど、複雑な漢字の薔薇と装備を見間違えたのか、と慌てふためく。冬薔薇(ふゆそうび)おもしろかった。劇中でも、余貴美子が冬の薔薇と書いてふゆそうびと読むのね、と言っていた。他にも読み方を知らない人がいてよかった。女性客が多いので、主役のヒト知らないけれど、この最近漢字5文字の名前のイケメンが多いけれどこのヒトが目当てだな、となるも、観てくと、今日から俺はに出てたヒトかと気づく。他者に無関心で自身の欲求のみを掲げ自分に都合よく物事を考えるヒトが多くいる、という考察かな。阪本の前作が香取慎吾が出ていたのだな、と見間違えたけれど、チェックすると稲垣吾郎が出ていたのが前作と気付くも、香取が出ていた白石の作品と雰囲気などが似ているな、となる。しかし、終盤のエクストゥリーム・ハイアングルの路上で出会う主人公とワルのボスのショット、その奥行きに稲垣が出ている作品の陰影と同じもの感じ、阪本順治作品だな、となる。序盤の主人公が振り向くところのMOS、王手などでもあったし他の阪本作品にも無音と主人公の映像の組み合わせはよくあると思うけれど、あそこはラスト・ショットの振り向く主人公と掛け合わさっているんだろうな。これから堕ちてゆく主人公、というものが表されているのではなく、ある種の自立が物語られているのだろう。


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