KBCシネマは海の近くなもので、劇場に近づけば近づくほど風が強くなり気分がブルーになるけれど、こないだ行ったときは天候もいいことあって、いい感じであった。いろんな作品がどんどん公開されるようだから観に行こう、っと。
王女メディアおもしろかった。神をもはや知らぬ人々、されど神の本質はミーム化している彼らが宿る土地で、運命のカタルシスが表される。主人公の在り方がなにか奇跡の丘の主人公と同じものを感じさせる。マリアカラスという偉大な存在のキャストは、ジーザスとひけをとらないことを考えてなのか。生の三部作やアポロンの地獄でもそうだが、ハンドヘルドのカメラアイ、揺れ方がなにか民俗誌的なテキスト表されるセンスが気持ちいい。人間という動物を捉えている感覚。ストーリー的にはなんだかイタリア的というか、デシーカも描いてきた艶笑不倫劇なものにも感じられものあり、ギリシャ悲劇というよりブラックユーモアなものに捉えてしまう。
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