ジャッジ!おもしろかった。こんな情けない妻夫木も珍しい、と思ったけれど、奥田民生ボーイとかもたしかそうだったな。この作品は前から観たかったけど、観ながら江口カンのか永井聡のか浜崎慎治のか誰のだっけと思いながら観ていた。森田芳光は広告文化の時代の邦画という感じだけれど、いまは広告映像っぽい映画がけっこうあるな、思い出せば10年前もそんなことを思ったの思い出される。いや、もっと前からかな。クロサワの伝統でなく川崎徹の伝統がしっかり守られている風である。テンポいい感じで、いい間の流れで、ギャグもセリフもおもしろく、ラストのリリーフランキーのメガホンまでキレがいい。でも、サンタモニカが舞台でも潜在するセンスは日本的同調意識で、それを分け合う感覚、おまけに皆がいいと思うトヨタの CMも社員が一所懸命にやってますなヘンねセンスで気持ちいいものではなかった。しかし、日本的ミームの撒き散らし的に、そこらへん考えるとおもしろい。セリフとか間(モンタージュによるものも含めて)とかギャグは、日本のコマーシャルに慣れているからなのかな、おもしろい。
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