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2021年09月20日13:16

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アメリカンイメージその88


ドブロスが探究したフェチは前世紀に、大きくマルクス型とフロイト型に分けられる感じで解釈され、それはたぶん今世紀も続いていると思うけれど、プライヴェート・ライフは知らないし本人がそうかどうかは分からないけれど、作品に表されるものはタランティーノやフェリーニはマルクス型、つまり物神化集団幻想であり、リンチやブニュエルはフロイト型、つまり或る部分への倒錯的嗜好であろうぞ諸君しるぶぷれ。一方がひとつに偏ってるってわけではなく、ひとつの作品にはどちらも表されているとは思うけど、大きなテーマとして見え隠れするのはその一方の方だと思うのでけすくせ。誰かオナラした? でもって、ファレリー兄弟はフロイト型で、マッケイはマルクス型であろう(ところで、スティラーはそのどちらも盛り込んでいるように思える)。2番目のキスは野球か彼女かという選択なのではなく、愛しているヒトにも好みを共有してもらいたいという欲求であるが、それが野球か彼女かという欲望がイシューされるときドラマが動き出す。欲望としては同じものとしてのその代理、野球へのドパーミンがドッパーンとなるフェチはいかなる運命とあいなるのか。鼻からギューニュー、耳からノーミソ。一方、マッケイのニュースキャスターはキャピタリズムが生んだ集団的妄想の産物は、視聴者のみならずキャスター自身をも虜にさせる。ホープレスにしてヘルプレスであるが、”アメリカ”はそれをプライスレスにさせる。こちらも鼻からギューニュー、バートレイノルズの胸毛は逆立ちなのである。フェチは怖ろしくも哀しい人間のサガ、でも憎めないもの。全身毛穴からギューニュー。


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