テリー・ギリアムのドン・キホーテおもしろかった。夢を忘れた消費主義者としてアダムドライバー演じる映画監督は登場し、初頭の方、フェリーニの8 1/2とゴダールの軽蔑がゴッチャンコなセンス、それから、ギリアムらしく頭んなか夢見っぱなしの男と現実ばかり見る男の夢か現かの世界への珍道中の流れへ、それゆえ、夢を忘れた映画監督がやがて夢を見ることとヒューマニティーを取り戻し撮影に臨む到着点かと思いきや、そうではない方向へといきラストはなかなかよかった。ギリアムらしく狂人と想像豊かな人は同一的なセンスだけれど、グリム兄弟のとDr.パルサナスがハリウッド映画の類型だったので、先が見える到着点なのかなと思ったけれど、へんに勧善懲悪にせず、あるがままのライフ的になり、裏切られて良かった。ギリアム久しぶり観たくなる。ブラジル、ってよりも、フィッシャーキングと12モンキーズのほう。
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