恋愛小説家おもしろかった。コミュニケーションできない男と自身に価値を見出せなくなってる女性とやる気無くした男性のスクリューボールコメディ。アメリカ伝統のスクリューボールコメディをリマインドさせてくれながらも、現代病的なものをアピールする。テレビ業界出身ゆえにブルックス、当時のシットコムの女王ヘレンハントを映画に引っ張り込んだのかな。グレッグキニアはマッケイの俺たちニュースキャスター2やファレリーズのふたりにクギづけでもそうだけれど、コメディの方が魅力を発揮する。NYにはいそうな変人ぶり、ニコルソンにフィット。女心がわからないのに恋愛小説は大ヒット、彼のファンの女性がなぜそんなに女心が分かるのかを尋ねると、いつも同じ質問でうんざりしているのか、怒鳴り調子で言う言葉、男を土台にして理性と責任感をなくしたものを書き上げるんだ。聴いたその女性は口をあんぐり。
ps
恋愛小説家はハリウッド的お伽話だけれど、共約不可能性で互いに侵犯するなの時代における互いの理解の勧め方としても、なるほどな、となる。何がよく何がわるいの統覚の時代もない現代、集団的に統覚を嫌うのは人間の真理、そうしたなかでの思いやりをスクリューボールコメディのなかで見せるのが、ちょいと上手いなブルックス、と感心する。
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