俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨークおもしろかった。ファレリー兄弟がニュータイプのミュータントなら、アダムマッケイはマルクス兄弟をまんま継承しているセンス。でも、一作目はもっとフツーなSNL経由のスラップスティックだったような記憶である(他のは未見なので分からない)。最初の方の、自殺する理由を嘘をつくように説明する、ってので、シリアスなことあってもこれはコメディですよ、という掴み、なるほどとなる。でも、頭を打って盲目になることや、この自殺においても、けっこうリアルにはシリアスなこと。でも論争になってないから大衆は受け入れてるのだろう。けど、痛みがラストの方の、主人公の視聴者に向けた宣言と家族の元へ向かうので、ちゃんと意味あってやっていたんだな、となにか分かる感覚も生まれる。ベンスティラーの監督作品のような、大スターの総出演の大団円、これもアボットアンドコステロやクロスビーとボブホープの頃からの伝統だけど、贅沢だけれど、あまり面白くなかった。でも、アメリカの51番目の州の人間としては、いろんなアメリカの記号が満載でこのおバカ作品を楽しめた。今のニュースの傾向がどんなのかも表されている。何より、マルクス兄弟の正なる継承、というとこが、この作品の驚きであるのである。
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