キル・ビル Vol.2おもしろかった。トリュフォーも好きなのかな、タランティーノ。黒衣の花嫁ではなく白衣のブライドでリヴェンジである。憎しみが冒頭に表されるが、この作品全体ではビルへの愛憎がプロセスに表される。言っちゃえば、壮大にB級感覚で表される夫婦喧嘩。そのノンリニアーな流れで、ビルとベアトリスが互いを愛すること、ビルが彼女をどう育てるかということ、そうした愛が表され、苦難のなか教わったことでどう運命を切り開いたかということが表される。技をやられた後のビルの笑顔、彼女の殺し屋としての才能への喜びであろう。タランティーノらしく、それは友情である。バスルームでぬいぐるみを抱いての泣き笑い、悲痛にも感じられながらもやはり喜びがそこには表されている。娘が生きていたことももちろんあろうが、変えられない殺し屋としての自覚と再生が、ベアトリスの赤ちゃんにも似たその仕草に表されている。今回はけっこう感動した。
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