ツインピークスのリターン、8、9、10おもしろかった。実験映画史に名を刻むかのようなこのテレビドラマシリーズ、8において特に思う。キューブリック2001を重ねて観てきたリンチらしいセンス、死と生の狭間のジャーニー、逸脱である。暗闇への不安から官能に変わるのもリンチないつも。アメリカが生み出した原爆、原爆が生み出したキラーボブ、そうしたエンライトメントとスクリーンに映るリュミエールというエンライトメント、って印象。死の灰をかぶったゾンビたち、前のツインピークスはスピリチュアルだったけれど、リンチのテクストにおいても、ここまでホラーは初めてではないのか。トルーマン以降のアメリカのイデオロギーに対する怨恨か、権威を目の敵にしていく黒いクーパーが今後に表されていくのか、そして一方、ローラを殺した真犯人を探求していく善のクーパーが今後に表されていくのか。
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