レズボアドッグ久しぶりに観る。何度か訪れるタランティーノの視聴、コーエン兄弟と比較したり、ルーカスなんかと比べてサブカル的検証したりと、タランティーノ自身はそこまで好きではないけど、自分なりの項目を形式立てして観たりしてきたけど、レズボアドッグは避けてきた、というか、あまり観ようという感覚が生まれなかった。久しぶりに観ると、ヘイトフル・エイトはタランティーノの中でも結構残酷なものと思ってたけれど、ヘイトフルの祖形がレズボアか、となる。レズボアドッグスもかなりグロいな。それに或る空間が舞台ってとこもあるし。温故知新というか初心忘れるべからずというか、そこまでベタではないにしても、アメリカ人らしいフロンティア的な精神を前作のウェスタンから保持しつつ初期の作風にぶつけて表したのかな、と思ったりもする。10作やったら、それで終わりかも、とのことだが、タランティーノの場合はアメリカ映画ってよりハリウッド映画という自負があると思えるから、Netflixの訪れとともに、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドで終わらせることも本気で考えていたりするのではないかな、となる。デヴィッドリンチは一方で、別のリーズンだろうけれど、インディなイレイザーヘッドと同じインディなインランドエンパイアを有終の美として終わらせたのではなかろうか(ツインピークスはそれとは別にやはり、ローラが25年後(だっけ?)と言ったように復活はずっと考えていたのではないかな)。もはやネット配信で、天気予報をのどかにしたり、リンチシアターをやったり、時代に即した創作をしているのではないかな。でも、配信系も下火になり、やはり劇場!とオーディエンスが戻ってきたら、もしかしたらふたりとも映画への創作意欲が生まれてくるのかな。或いは、すぐに新作の発表があるかもしれないけれど、それはそれで楽しけり。
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