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2021年05月04日23:40

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仮面の米国

仮面の米国を観たけれど、観たことある記憶だけど、と思って観ながらラスト、ポールムニが恋人に会うため闇から出てきて、或る言葉を発してまた闇に戻っていくので、やはり観たなと思い出す。30年代前半はキャグニーやGロビンソンが主演の社会にアンチするギャングものが子供が虜になるぐらい大ヒットをしていたことミリアスのデリンジャーでも描かれていたが、それのきっかけはムニ主演の暗黒街の顔役(リメイクはデパルマのスカーフェイスね、でもって原題は同じタイトル)、でもって仮面の米国なんだろうな、と思う。暗黒街の顔役は運命論も入ったピカレスクロマンだけれど、仮面の米国はシステムの矛盾への異議申し立てで、大衆の心に入っていったんだろうな。仮面の米国を観た後すぐに、久しぶりにカッコーの巣の上でと狼たちの午後をとても観たくなっていたんだと思い出す。久しぶりに観てみよ。





心理的時間を引き延ばす(サスペンスではなく)サスペンションもあって、ユーモラスもあって、そして分有するヒューマニズムもあって、そうした共通するものがあるけれど、アラウンド70年台中盤は大衆の心はなにかヒーローを求めていたのかな。。けっきょく鬱積している心情はその後のスターウォーズのブロックバスターに持ってかれたけど、惹きつけられるものは、システムの矛盾を突くというだけではない、人間性の描きだったんだろうな。




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