脳内ニューヨークのつづき
I guess センス8は運命的な利他リレーション、そしてクラウドアトラスもまた時空間的に遠隔ななかでのそうしたリレーション。現在は利己主義にあらずの利他主義の時代であり共感の時代であるそうだが、イマヘイワカマツにおける闘争や生きるがフェイドアウトしその後のエイティーズに起こった共感とは、このシリアスでハードボイルドな時代における共感は違うものなのだろう。脳内ニューヨークもまたハードボイルドに愛が喪失している時代における共感が表される。主人公は他者の声を聴き遂には突き動かされる。ひとりだけで生きているのではない。互いに相手の声を聴き、オーディナリーパーソンである我々は生きている。愛がフェイドアウトしていきながら、あの巨大劇場はその人生を教えてくれる。人々が愛に突き動かされる、そのリーズン。理性とはそうであること、声は語ってくれる。
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