クラウドアトラスおもしろかった。アジア人だからだろうか、やはり心身二元論的なものよりも、理解できなくともカルマ的なものの方が精神身体一緒くたにスッと入り込む。
いろんな時代別のエピソードが絡み合うが、傷を持つ者の勇気はどのエピソードにもあり、また一貫性として、弱き者から勇気ある者に成長するハンクスが物語を繋げる。様々な人生、様々なイシュー表されど肝心なものとしてはやはり、人権侵害を引き起こす暴力であり、この作品はそれを特に糾弾する。
入り組んだ時空間は監督三者それぞれの考えで対峙しているのであろうが、ティクヴァはよりロマン主義的な志向でアイデアをねり、ウォシャウスキーズは物語の語りの構造をしっかり整える感覚で取り組んだのではなかろうか。
前世からカルマに続く”良心”というものがテーマであり、それは悪魔の声を遮断し己の道を貫く。それが勇気であり愛であること、アジアン的に感動する。
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