舞台の姉妹おもしろかった。ユーチューブで観ていたけれど言葉が分からずそんなこともあってシネラで観る。私的には好きな作品だけれど、今回の中国映画特集観に行ったなかで一番、おやじイビキとおやじアクビが多かった。男性からしたら退屈な作品なのかな。反資本主義的に、金儲けや派手な生活批判、や黒幕はアメリカだ、とハッキリの言い切り、や私は道を誤っていた、ごめんなさい、正しい道をこれからは歩む、の自己粛清とかのプロパガンダな側面あるけれど、芸道と人生とが同じであること表してるストラクチャーおもしろかった。サインを練習する月紅と表面的なものではなく本質を極めようとする春花の間にひろがる溝。姉妹の愛憎の大筋のものがどの越劇と人生同じかは分からなかったが、魯迅の祝福や白毛女、そして舞台で悲劇の女王として名声を得た女優の人生でも悲劇的な死を迎えることとか、政治的ドクサに伝統を取り入れながらの画策ドラマ、これみよがしに説教しちゃってるけれど、納得できるものもある。伝統取り入れ教理をつくる、って、黄色い大地の歌集め兵隊さん、同じことをやろうとしていたんだな、といま振り返れば、そう思えてくる。プロパガンダゆえセリフはそこんところの思想ハッキリさせるとこ数あれど、説明過多で筋を示さず物や所作で分からせる手法は謝普、さすが玄人筋であるとはなる。
でもこの国では悪いことは過去のものとして表されるんだな(汚職など賄賂などは現在の問題としては共産党は自分たちに被害が被らない限り描くこと許してるかもしれないけれど)、ウォンカーウァイとかは海外から製作費集められるだろうけれど、そうできずにも現在を描きたいヒト、社会に在る矛盾、不条理を描くこと、厳しいだろうから、そういった意味では表現が狭められてくるな。過去を描きながら現在批判というパターンしかないんだろうな。
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