ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱おもしろかった。敵は欧米列強ではなく、中国の内なる敵。一作目もそうだったけれど博愛のキリスト教は味方、でもってそれと相対化される中国国内の邪教は共産党政権を揶揄しているなんて口が裂けても言えないだろうし、ツイハークもそんなつもりではないだろうし、その邪教の神と相対化されるのが武術の神であり、ジェットリーはそれを名乗り邪教を一網打尽するも、私は人間だ、と最後には言い放ち、民ひとりひとりが武術的精神性の心得を持てということを暗示し、そしてジェットリーとドニーイェンの決闘。ブラウン管サイズの画面の上と下を切ったヴィスタサイズではなく、もっと今に似合ったテレビのレイシオで迫力を感じたかった。孫文に託された願いは邪教との戦いの教えに重なるものなのだろう。しかし武片ものはたまに観るのがいいのであって、続けてみると、普段はラウンジ通ってるけど、そこからいきなり大きなサウンドのクラブに投げ込まれヘトヘトなるようなものと同じ感覚であり、間をあけて観なければいけないものだと痛感する。
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