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2021年02月18日11:31

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明


ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明おもしろかった。ブルースリーの時代と違って日本が悪役でなくってよかった。でも橋本力とジェットリーの戦いは見たかったかな。なんなら大魔神と彼のまわりを蝶のように飛び回り闘うジェットリーとか。それはさておき、ワンポンタンチャイナである。憎むべきジャポンに代わって悪役は欧米列強である。しかし英国よりも最大の敵は亜米利加、中国人男女を虫けらのように扱うとんでもハップンな米国である。香港返還後の中国での映画作りもまだ英国領での映画作りも、さすがツイハーク、名プロデューサー!心遣い気配りが上手い。内外への心配り、お・も・て・な・し、北京冬季オリンピックの組織委員会の会長に適任に思える。ジェットリー作品ゆえ生真面目でウィットなく面白味に欠けるかな、もっと笑えるのがいいなとワンポンタンチャイナ躊躇したが、ジェットリーの誠実さなにか澄んでいて笑いを求めるなか逆に新鮮であったのか、よかった。コメディロールでユンピョウが出ていて、でも彼の役回りがよく掴めなかった。きっと富と名声を追う武芸者でジェットリーの誠実武芸者をある意味その相対化のなか、目立たせるキャラ的なとこなのだろうか、そして彼は彼でのジェットリーとは別のサイドストーリー的なとこで行動しているところあるから、ユンピョウのキャストの意味合い大事なのだろう。脚本をその場その場で渡してアクトやらせる香港メソッドのせいなのか、或いはもっと長尺だったものをカットしたからなのか、流れ的に?なところもあったけれど、悪いアメリカ、誠実なリー、やんちゃな弟子たち、そして動きとしての武侠ムーヴはハッキリクッキリなので、これこそ香港だと唸らせられはする。ツイハークと他の監督のワイヤーアクション武侠の違いは、加藤泰と山下耕作の任侠、或いは加藤愛と阿藤快の違いと同じように違いが分からないのでなんとも言えないが、ナッシングバット痛快である。大魔神のように相手になんら怖れも抱かず一網打尽にするジェットリー、その揺るぎなさがこのシリーズの魅力なのかな。


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