ケンラッセル のチャタレイ夫人の恋人おもしろかった。正統なラブストーリー観るのって久しぶりだとなる。ロレンス好きなラッセル、いつかはこれをと思っていたのか、或いはロレンスだからラッセルのくせにこれには着手してないからとオファーがあったのか分からないけれど、いつものフラムボイヤントなところは薄く正統なラブストーリーを着実にやった観がある。自由な解釈によるアーティスト伝を多くつくったように、ラッセルは既成の概念を壊す。彼は時代精神を新たな視点で捉え直す、というよりは内側からその精神性そのものを破壊するけれど、チャタレイ夫人の自らのブルジョワのポジションを妬み嫌う、打ち壊したいというところ、彼が惹かれるところは感じられる。テンポよいモンタージュであり、清々しいエンドへと向かうセンスはよい。
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