『アデル/ファラオと復活の秘薬』
インディアナジョーンズをパロってるけれど、ワルを糾弾せず(というか、憎々しいワルは登場しない)共和が求められるアプローチ。博士を脱獄させる反復も含め、ポーリンの冒険の如く、危機におちいったヒロインの運命は如何に?それは次回のお楽しみ、といったサイレント活劇のノリ。エスプリ効いている。エスプリはスピリットやガイストと同じように、文化的精神性を表すものだけれど、淀川長治的にはそれは「粋」といったものに親近感あるものであろう。日本の粋とフランスのそれはお国が違えば若干の異なるものであろうけれど、エスプリには調和というものへの志向が強いのではないかなと思えてくる。ラストのタイタニックもすべてのオーディエンスの共通認識の前で、再び危機を前にしたヒロイン像がイマージュされる。ヒロインの調和は如何に?エスプリ効いている。
ログインしてコメントを確認・投稿する