『ジュディ 虹の彼方に』
ショービズを課せられたジュディ、或いは、憧れのミラクル少女とは実は反対に子供の頃を奪い取られたジュディ、或いは、酒と睡眠薬で堕ちたのではなく、そもそもから異端の彼女の真実の真心、その姿が表される。親権を争う元ダンナがシドと言われていたのでジュディガーランド、シドシーザーと結婚していたことがあったのかと思ったら、別のシドだった。皆が歌い出すオーヴァーざレインボウ、あれってホントにあったのかな? 元は舞台なのね。オープニングは少女ジュディだけがスポットライトで浮かび上がるのだろうか、全体的にオリジナルの舞台が想起できるような作品である。監督は舞台演出家なのね。ロブマーシャルも舞台演出から来た人だと思うけれど、構造的にやはり何かシカゴのつくりと似ているな、となる。もっとも、エンタメ業界に反駁するというではなく、業界にまさに生きているエンターテイナーとしての彼女の姿が表される。
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