マン・オブ・スティールおもしろかった。バットマンとジャスティスリーグ系の橋渡し的に、ノーランとゴイヤーが関わっている感じで、ノーランのバットマンにおける何故落ちるのか、這い上がるためだ、は多分にゴイヤーの思想が入っているのだろう。このスーパーマンも落ち、そして真っ直ぐ真っ直ぐに天へ向かう。アニメと実写のゴッチャのデジタルは好まずバックプロジェクションやリアルのものにこだわるノーランとは違ったスナイダー方式、紀里谷キャシャーンなどもまじえたようなモロのデジタリゼーション。ウォッチマンやエンジェルウォーズにも表されるようにスナイダー、ノーラン、或いはPTAと同様、リア充していない空洞を抱えもつ現代を反映させるが、そうしたセンスはマイケルシャノン演じる将軍の魅力として活かされている。
バットマンvsスーパーマンおもしろかった。どう考えてもヨークシャテリアとゴジラが対決するぐらい力の差は歴然としているとした下馬評にもかかわらず、初老のブルースウィルス、知力でスーパーヒーローのリーダーとしてのパワー見せつける。テーマ的には、ザックスナイダーがいつも表すような、正義とはなにか? もっと厳密に言えば、なにが悪でなにが正義かも分からなくなってる、この暴力に溢れている世界で、正義とはなにか?が表される。300においてもウォッチマンにおいても、ザックスナイダーが提示してきたものであり、バットマンもやがて黒くなるスーパーマンもスナイダーにはとてもフィットしてキャラたちなのである。ちょっと散漫で、上映時間も長すぎだったけれど、とてもフェイマスにしてセレブな2大ヒーローの闘いをずっと見ていたい人にとっては、永遠に終わっては欲しくない時間が表されているのだろう。
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