『恋するポルノ・グラフィティ』
ケヴィンスミスの起死回生の作品らしく、ロッテントメイトー的にも点数がよいが、なにか、ストーリーがほぼうっすらにしか覚えてないけど、チェイシングエイミーな感じがする、つまりウェルメイドなラブストーリーという感じであった。ポルノをダシに使って、よくある、親友だった二人がお互い好きであることに気付くといった感じのラブストーリーである。そこに新味が加味されるとしたら、セックスの相性で分かるというところかな。ビジネスだからビジネスとしてちゃんとやれ、とツッコミを入れたくなるぐらい、その業界をバカにしてるのか、とか思ってしまったが、たぶんどうだろうか、フォントリアーとノエを観た後だからだろうか、なにか突き抜けのないオチャラケに見えてしまった。観てなかったら、ふたりよかったね、愛が見つけれて、とか思っていたのかもしれない。フォントリアーとノエの徹底的に探究するセンスの前では、ただの、ポルノ業界をダシに使ったウェルメイドなラブストーリーにしか思えない。終盤のおさらばする男、でも彼女の愛を知る、ってパターンあまりにも単純だけど、これで批評サイドにも観客サイドにも好評をもって受け入れられるのか、と思ったけれど、皆が安心するパターンにのっかた方がウケるんだろうね。面白かったのは面白かった。
考えてみれば、企画的にセスローゲン映画だから、はなからこうしたまとめ方の進め方だったんだろうな。
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