政府のやっていることに、
どこかおかしいと感じたら、
往々にして、本当におかしいことが多いものだ。
人間の直感は、結構、鋭くできていて、
いま、ネットで盛り上がっている
検察庁法改正について、やはりおかしい。
おかしいと感じた裏には、必ず問題ある。
安倍首相言っていることは
検察庁検事も国家公務員である。
人事はもともと内閣が握っている。
この二点だけを聞くと、
ああ、同じ公務員なのに検察庁では
定年が早いのは不公平だ。
内閣に人事権があるなら法改正しても変わらないのか
と誰だって納得できるし、反対する必要はない。
だが、なぜいま改正する必要があるのか、
というところをちょっと探ると、
おかしいところが見えてくる。
それがやはり大問題なのだが、
おかしいと思うことをそのままにしないで、
国民が突っ込んで関心をもって行けば
問題の本質にたどりつく。
無関心のままでいると
後で痛い目にあうのは国民自身なのだから。
おかしいという国民の鋭い突っ込みに、
検察庁法改正は、先送りになった。
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