安倍首相のコロナ対策に関する記者会見を、
私は、見ないし聞かないことにしている。
いつ聞いても心の響かず、
空疎な気持になるだけで、
却ってマイナスになるからだ。
自分の言葉で話さない、というか話せない。
棒読み、というか人のつくった原稿を読んでいるから。
読み方のアクセントが、いつも同じで、
その結果、いつ聞いても同じことを
言っているようにしか感じられない。
同じように気付いている人は多いようで、
ネットでも原稿を書いているスピーチライターが下手くそとか、
もっとましな側近はいないのか、などと、
舞台裏を完全に読み切っている。
緊急事態宣言の延長会見では、延長は「断腸の思い」であると
いっていた部分だけはニュースで見たが、
言葉に籠もる思いが軽すぎて、一番の聞かせどころも
上滑りしていた。
脚本家も役者も、ともに力量不足
ということなのだろう。
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