『ホビット 竜に奪われた王国』面白かった。サウロンの登場の仕方もよかった。物語は物事を抽象化して整合して合理性を築くが、ヘルツォークとホドロフスキーの組とサムライミとピータージャクソンの組を相対させると、エゴやカネのエモーションを超越する感覚を持つことが表されるの同じだけれど、プリミティフなる痕跡を前者は表現し、後者はアニメライズにスタイリッシュも意思的センスには同じものある。そういえば、アンリーの『アイス・ストーム』で兄弟を演じた兄はスパイダーマンに、弟はホビットとなり、それも面白かった。
どこかに書いてあったが、ファンタジー映画において30年代40年代に人気があったホラー映画(ベラルゴシやボリスカーロフなんかが主演していたユニヴァーサルのあれ等ね)に代わって50年代はSF映画が台頭してきた、といった内容のもの、、ホラー映画やSF映画もファンタジー映画なんだ、と不思議になる。ってことはムカデ人間もエイリアンもディズニーやハリーホッターと同じようにファンタジーなんだ、となるも、なるほど、そう言われれば、なんでもファンタジーではある。
ところで、wikiでファンタジー映画の英語のところ読んでいて、白雪姫と七人の小人とオズの魔法使いをトーキーになった30年代生まれのファンタジー映画として挙げているけれど、指輪物語とちがってドロドロした怖さがなくなったホビットにおいて、ドワーフ達がビルボんちを訪れるときの玄関でいっぺんに入ってくるときの姿なんか思い出すと、ピータージャクソンは白雪姫と七人の小人のアプローチで制作したのかな、サムライミはオズやってるし、そうしたレトロなものへの憧れめいたものもトライしているのかな彼ら、と思ったりもした。
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