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2019年08月14日20:43

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《2019FIN9》May I ask you a question?

お盆こ盆。
呑気にNHKニュース見ながら、徒然に海外旅行記を書き綴っているが、もし言葉も通じない異国の地で交通機関がマヒしたら…と、徒然ついでに考える。
結論は「自分には絶対にそんな事態は起こらない指でOK」
このノンロジカルな自信は、意外とそんな感じで過ごしている。
"Yes, it was my way"

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(承前)
《FIN9》
6月、東京の美術館で鑑賞した『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』獅子座
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この鑑賞が果たして訪欧の予習であったのかどうかは、誰も触れてはならぬ疑問である。
いずれにしろ、ヘルシンキにブリュックのパブリックアートが少なくとも2ヶ所あると知って、行かないわけがない。(←行く走る人)
フォト
ヘルシンキの街は本当に小さい。
セントラルステーション近くのホテルにステイしていれば、トラムに乗らなくたって、シンボリックなモニュメントは数多く観ることができるし、港さえも中華街から氷川丸ほどの距離でしかない。
フォト
この日もヘルシンキ大聖堂を拝んで、その裏手にあるフィンランド銀行本店がこの日のファーストコンタクト。
確かに東京の展覧会では「大統領私邸」「フィンランド銀行本店」「シティホール」にレリーフがあると、映像資料が流されていた。
このうち、大統領私邸は大統領秘書にでもならないと入れないのであきらめる。
日本の銀行と同じで9時には開くだろ。と、調べもしない情報で飛び込んだフィンランド銀行本店。木造のドアがとてつもなく重厚で、押すだけでも力がこもる。
フォト
想像していた銀行内部の雰囲気とは全く違うげっそり
客どころか客だまりもなく、ATMも窓口もどこにも見当たらない。
そこに居たのはヘッドオフィスへの不審者侵入を防ぐべく、重厚にしつらえられた受付ブースと、そこに座る大きくにこやかな警備員。
受付を通り抜けることができれば、きっと正面階段を通されて踊り場に展示してあるであろうブリュックの大作を見られるはずだ。まずは、警備員を倒せ。
「May I ask you a question?」
フィンランド語が公用語につき、英語で尋ねる時は英会話教室で習うような丁寧なイントロが必須である。いつもの海外旅行のような「パードン指でOK」では相手していただけない。
「私は日本人で、ルート・ブリュックの絵を見に来た。見せて欲しい手(パー)」
「?What?ここは、銀行だよ?」
「銀行にルート・ブリュックの作品があるはずなので、通して欲しい手(パー)」
「?ここは、銀行だし、どちらかというとホールセール(法人)向けのオフィスだ。絵を見たいなら美術館に行けばいいね」
直訳するとこんな感じ。
ただ、フィンランド人警備員の名誉のために付け加えるが、必死になって頼んでいる小さな日本人に対して、常に笑顔で優しく応えてくれている。
きっと、お門違いな飛び込み営業をしでかしてしまったようだが、1mmもイヤな気分にならず状況を理解することができた。
「Here is National Bank!」
彼からの、この最後の言葉で得心した。
”ここは日本で例えるなら日銀本店だ。そこで「絵を見せろ!」と懇願した外人がいても、警備員が戸惑うのは必然なのだ手(パー)”
これ以上粘ると逮捕されるので、そそくさと引き下がる。涙目になってきたし。

次なる目標はヘルシンキ市庁舎(シティホール)。歩いて5分もかからない走る人
ヘルシンキへツアーでやってくると、観光客はいずれこのシティホールの地下へと誘導される。
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まるで小学校の調理実習室のようなWCトイレ
北欧の公衆トイレの多くが有料である中、このトイレは無料。しかも、広くて綺麗。
用を足すのに精いっぱいなツアー客は、このアトリウムにどれだけの作品が展示されているかを気づかずままにヘルシンキをあとにする。
トイレを我慢していないおいらは大丈夫。視界が広い。
フォト
いきなり、巨大なインスタレーションが目に入ってきた。
親指同士のチェーンアートは上下に鏡がはめ込まれたインフィニティフィギュア。
市庁舎で鳥肌ものの感動。

さらに感動が続く。
2階への白い大階段、踊り場には3m×5mの大迫力なレリーフ。白。そして、カラフル。
フォトフォト

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『シティ・イン・ザ・サン』(ルート・ブリュック:1975年)
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触れることもできるが、触れることで汚したくはない。
始業前の市庁舎に訪れている客は数える程度。
ましてや、この作品目当てにやってきている日本人なんて。
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これも世界最高の幸福な国の象徴なのだろうか。
シティホールでは、市立図書館と同じように憩いの場として何からなにまで提供されている。
『皆さんの幸せのために税金は使われています』
恥ずかしげもなく堂々と主張することができる、そんな国なんだね、FIN。
(港へと、つづく)



■山陽新幹線、15日計画運休=過去最多、台風接近で−空の便も影響、お盆直撃
(時事通信社 - 08月14日 17:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5747898
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