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2018年08月09日23:04

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復讐するは我にあり


骨は止まり生に対する執着を記す。好きな『復讐するは我にあり』を久しぶりに再見。やはり力強い。絵がドッシリとしている。倍賞美津子の●●●を三国連太郎が×××××するとき、●●はペケペケとなり、×××はホニャラララとなり、アレはバツバツ、尚且つ●×となり、それはすなわちマルペケマルマルなのである。同じ五島灘に面したアンバランスな世界での慈愛を表しながらも、イマヘイを信奉するスコセッシは『沈黙 -サイレンス-』で慈愛に対する信頼を貫き、スコセッシに信奉されるイマヘイは慈愛に対する疑念を描く。上っ面の慈愛ではなく、大和魂はその煩悩を人間的に貫いている。首を絞められる小川真由美と首を絞める緒形拳のクロースショットは、『われに撃つ用意あり』の最終盤における原田芳雄と桃井かおりのクロースショットともども同じような美しさ表され感嘆。小川が住む旅館に続く小路を進んでいく緒形を追う長回し、イマヘイらしい執着心のドキュメンタリー、『人間蒸発』を彷彿とさせる。そうしたリアルなものと並行しながら交わるシアトリカルな生々しさ、それは照明当たる清川虹子の顔にドキリと表されたり、彼女が二階に上がった後を追う緒形、そして清川を想起させながら交錯するミヤコ蝶々の出現と、お茶の間にいる三国や倍賞らの家族の姿にギトギトギラリと表される。そうしたリアル感と魑魅魍魎なるものが表されるも、それと同時に、重喜劇ならではの笑いをもが生み出されること、違和感なくズシリとした絵に溶け込むのである。いかにもなイマヘイらしい作品、やはり凄すぎる。言わずもがなにイマヘイである。



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