かつて、知り合いの日本語ペラペラのフランス人が、日本にやって来たら、レオスカラックスが日本で物凄く人気者なことにかなり驚いていたけれど、そう言えば、もっと年長のフランス人の方が40年以上前に日本にやって来たときに、ノストラダムスが日本じゅうで知らない人がいないぐらい有名であることに驚いていたハナシ聞かせてくれたことを思い出したのだけれど、レオスカラックスは日本とフランスでは温度差があるのかと、寒すぎる日本で思いながら、横では母が、美空ひばりと島倉千代子を特集した番組を観ており、ひばりの悲しい酒と千代子の人生いろいろが月の宵に奏でられながら、90年代にはカラックスとラースフォントリアーが日本では人気あったなと、『ポーラX』と『奇跡の海』を久しぶりに観たいな、となる。前者は、主人公ふたりが森の中を歩くシーンが印象的であり、スコットウォーカーの起用も話題となったり、わざわざDVDを買って再見すると、どえらい暗いハナシでナルシズムに浸るもの- ナルシーはカラックスの常道であるが –に驚かされ、後者は幾人ものオーディエンスが嗚咽しながら抱えられ運び出されるのを、これはキリスト教文化圏のヒトにはかなりコタエタものだからなのか、はたまた、ハンドヘルドカメラと揺れる海が相成りかなりの船酔い状態になった結果から生じてきているのか、- たぶん前者の可能性が高い –、と思ったこと思い出されるけれど、久しぶりにフォントリアーも観たくなる。『ニンフォマニアック』オモシロいのだろうか? ヴェルナーシュレーターやクリストフシュリンゲンジーフを継ぐ者と図書館で立ち読みした本に書いてあったけれど、フォントリアーのことよく理解していないけれど、それはスゴイことである、と思った。そしてカラックス、フィルムコメント誌では『ホーリー・モーターズ』がその年のベスト1に選出されていて、ホーっと思うのであった。カイリーミノーグが歌うシーンが確かあったと思うが、次の作品でのリアーナの起用、、カラックス次はどこへ向かっているのであろうか?
P.S.
90年代、NYでもカラックス、そして岩井俊二が人気あったけれど、あれは外国映画を上映するアートシアター系においてであったのかもしれないけれど、あの現象はなんだったのだろうか。近作でいえば、『ホーリー・モーターズ』はあまり買っていないけれど、『リップヴァンウィンクルの花嫁』はとてもオモシロかった。
フォントリアーで言えば、『アンチクライスト』はオモシロかったけれど『メランコリア』はこれみよがしであまり買っていない。けれど、映画館のスクリーンで観れば、きっと面白いんだろうな、と思えてくる。
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