mixiユーザー(id:2566286)

2016年05月08日08:30

322 view

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生


『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
  ありのままの君をみたかった。しかしながら、ザックスナイダー、次回作なにやってんのかな、と調べたばかりに“ジャスティスリーグ”の存在を知ってしまったがゆえ、先入知識をもってみてしまった。マーベルのオリジナルを知らなくても、あの世界観に入っていけたかどうか、いきなりのアマゾネスの登場をなんの説明もなしに納得できたか。それでも、予備知識なくとも、やっぱりきっと感動したかな。と、そう思う。スナイダーを世に知らしめた『300 〈スリーハンドレッド〉』のように、ヒロイックなイストワールである。スナイダーの話法は、まさに、これだけしとけばいいや、といわんばかりに、JJエイブラムス以上に、クリストファーノーランやブライアンシンガー以上に、変化なし。定番だから、安心して感動できてしまうのかもしれない。
  語り部的目撃者は、人間であるバットマン。彼が調べていくなか、プロセスは進む。神であり、それはすなわち表象であり、そして夢であるスーパーマン。あの世界最大のテロ事件も未曾有の天災をも思い起こさせるメトロポリスの惨禍、その目撃者であるブルースは憎悪を増した当時のアメリカンを表わしているかのようである。ゴジラvs.ヨークシャテリアの闘いになるのかと思ったら、語り得ぬものvs.サイエンス、である。未開の地に強引に入るルーサーや、人を怖れそこから離れ未開の地にいたアマゾネス、彼らが絡む。登場人物たちは皆、境界線の罅を引き裂き開けようとする。ロイスが水の底から開けようとする。ブルースは透き間から漏れる液体を指ですくいとる。それらに表わされるように今後、彼らは彼ら自身のもつ境界線を壊そうとしていくのではないか。空の穴から悪魔が降ってくればアヴェンジャーズだけれど、そうではない、スナイダーらしい境界線のなにかが今後は展開されるのではないか。

  FX的なアクションはスナイダー得意なんだけど、ライブアクションはなんだか、あまりよろしくない。ノーランのリアリティーあるものと大変な差がある。でも、終盤のバットマンが悪を一網打尽するとこは、凡庸な構成ながらもスカッとする。ひょっとしてここだけ、アフレックに演出をまかせたのかな。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年05月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る