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2016年01月22日11:09

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“幻想の古代”が炸裂!

一昨日、録画して送っていただいた『火の鳥(実写版)』を見た。

・マンガの“火の鳥 黎明編”が動いた、と見るのならば○
・マンガの“火の鳥 黎明編”が原作の映画、と見るならば×
こんなところでしょうか。

ワクワクドキドキして、ディスクを再生してみれば、出だしから首をかしげたくなるようなシーンが。
さらに、、、
大滝秀治さんは、いつもの調子で朗々と。
衣装は、コシノらしいけれど、あくまでも弥生時代風・古墳時代風で、ちょっと違うんじゃないか…。
所々出てくる舞のようなものも、暗黒舞踏のようで、人の暮らしに根付いたようなパッションが感じられない。
音楽も、テーマはミシェル・ルグラン、ロンドン交響楽団、新日本フィルハーモニー。
役者さんも、超豪華な顔ぶれ。

弥生時代末期なぞは、あまりフィーチャーされていなかったから、映像化が大変だったと思います。
大!手塚治虫のライフワークである『火の鳥』の映画化。
加えて、アニメブームのまっただ中の大波に乗れと、制作サイドからは、これでもかの豪華陣をくっつけてくる。
さすがの市川崑監督も、収拾がつかなくなったんじゃないかと推測いたします。

時代考証もある程度してあってではなく、未開の人がうごめいているであろう“幻想の古代”で出来上がった感じです。
役者さんは熱演ですが、唯一、若き日の江守徹だけが、自分を保っていた感じ。

私が、封切り時に見た時は16歳、一昨日見た時は53歳。
作品の時代背景は、今も昔も変わらずに私の好きな時代だし、“国づくりの英雄達”は、私の好きなテーマです。
霧がたなびく高千穂の山々などが映し出されれば、古代史ロマンで胸が張り裂けそうになります(汗)。
随所に出てくる手塚アニメーションも、“バンパイア”ぽくって、まあ良いんじゃないでしょうか。
約2時間半の大作です。
多少の中だるみ感を感じ、また、首をかしげてしまう場面もそれなりにあるのですが、最後まで面白く見てしまったのは、
マンガ“火の鳥 黎明編”が好きだから?
大監督の手腕?
好きな時代やテーマを扱った映画だから?

よく分かりませんが、再見して良かった映画です。
録画してくださり、ありがとうございました!



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  「明日(23日:土)の予定です」

午前中からの所用と、ご予約のため、

23日(土):
☆施療開始時間は、14時半から
☆日記更新は、お休みになります

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

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