昨1/8は奥浜名湖 佐久米に飛来してきたユリカモメの群れについて書いたが、実は、メインは初生衣(うぶぎぬ)神社への初詣だった。
三ヶ日の初生衣神社については、これ迄に幾度もレポートしている。
2022年9/1の日記「8月の「観た聴いたよんだ」と、その他備忘録」では、同社にある浜松市指定有形民俗文化財の「織殿(おりどの)」の劣化・老朽化した哀れな様を見せた。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983161526&owner_id=3341406
写真だけ引っぱりだしてみよう。
この建物は、1999(平成11)年など小規模な手直しの経歴は幾度かあるものの、全体としては1801(寛政13/享和元)年の建立後220年を経ている。
2022年12/24の日記「私的流行語「おんぞ」〜今朝のチラシ」では、織殿の修理に約4,000万円かかる事、半分を浜松市が負担するが、残りは神社側で工面しなければならない事、クラウドファンディングを募った事などについて触れている。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983995200&owner_id=3341406
翌2023年1/2の日記「「おんぞ」の初詣」では、同社に初詣し、「この状態ではそう長くもたないでしょう」と記して再度織殿の現況写真をアップした。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984073499&owner_id=3341406
昨年2024年6/10の日記「初生衣神社織殿 修理工事見学会」では、ようやく始まった修理を見学し、その様子をレポートした。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987769474&owner_id=3341406
その後どうなったのか気になっていたので、昨日は2025年の初詣にかけてそれを確認した。
境内入り口の小ぶりな鳥居と石の手水鉢。
「おんぞ奉献」の幟が風になびく参道。
その奥に、修理工事が完了し、きれいになった織殿が目に飛び込んできた。
左が本殿、右が織殿。本殿も鳥居や板垣を新しくしている。
織殿に近づいてみる。
冒頭に掲げた'22年9/1のレポートの写真と見比べて頂きたい。
修理されて建物の構造がよく分かるようになった。
切妻造・茅葺、棟には千木を置き、棟押えを載せている。
礎石上に角柱を立て、竪板壁に目板打ち。
棟千木(ちぎ)の下の茅押えは銅板で葺いている。
刈り揃えられた茅葺の美しい事。まるで散髪を済ませたばかりの少年のような風情である!(笑)
木材部分は近年の文化財修復のルール通り、なるべく古い木材も残して接(は)いでいる。
それが下のクローズアップ写真で分かるだろう。
この織殿の中に、主祭神である天棚機媛命(あめのたなばたひめのみこと)が使ったとされる機織り機も納めてあるのだろうか?
天照大御神は、天棚機媛命が織って献上した着物を着て天岩戸から出てきたと伝えられている。
ともかく、これで、神社鎮座870年の記念年2025年の式典に間に合う事となったのである。
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