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日記一覧

2009年1年間の我が心と体の活動をまとめてみた。今年の最大のイベントは、何と言ってもイタリア旅行である。ルネッサンスからバロックに焦点を当て、数多くの芸術作品を観てきた。特にカラヴァッジョとベルニーニについては収穫が大きかった。 これに向けて多

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12月の観た聴いた読んだ
2009年12月30日00:49

■12月の観た=【映画】(含むビデオ,TV) 74『未来を写した子どもたち』カウフマン,ブリスキ75『アウェイ・フロム・ハー』サラ・ポーリー76-23『ポー川のひかり』エルマンノ・オルミ77-24『幸せはシャンソニア劇場から』クリストフ・バラティエ78『リリィ、はちみつ

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三木成夫著『胎児の世界』を読んだ。中公新書、初版は1983年だが、2009年第27版と併記してある。1回毎の発行部数は少ないかもしれないが、27回も繰り返し版を重ねるというのは稀有な事だろう。25年以上を経て、今も新たに支持する人が増えているという事だ。

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三浦半島小旅行
2009年12月27日23:55

大学時代の文学仲間との年末1泊の例会。昨年は鎌倉だったが、今年は12/26-27(土日)、三浦半島の中程、衣笠迄脚を伸ばす。泊まったのは、”三浦大介義明の隠し湯”と言われる衣笠温泉旅館。私は1時間程早く到着したので、回りを散策。大善寺から衣笠城址へと、

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今年最後の図書館行
2009年12月25日22:52

昨日図書館に行った。年末年始に読もうと思って予約していたものが入庫したと、メール連絡が入ったので。1つは、先日の豊田市美術館で初めて知った島成園という女流画家について勉強しようと思い、『島成園と浪華の女性画家』なる本。小川知子著、東方出版。2

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レンタルDVDで、ロシアのニキータ・ミハルコフが監督をした映画『12人の怒れる男』を観る。シドニー・ルメットの同名作品は名作として名高いが、これはそれを2007年にリメイクしたもの。少々2作を比較しながら話を進めてみたい。リメイクとは言ったが、1950年代

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レンタルDVDで『リリィ、はちみつ色の秘密』を観る。日本では、2009年、今年の3月に公開された映画である。映画の背景は、1964年の南部アメリカ。同年は米国史で大きな意味のある年である。この年の7月、公民権法が施行されたのだ。映画の中でも、リンドン・

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思い立って、愛知県豊田市美術館で開催されている「近代の東アジアイメージ」展に行ってきた。ここ浜松から、東名高速道を飛ばして約1時間半。これ迄も何度かここには来ている。派手さはないが、いい美術館だ。特に20世紀の現代美術に積極的な姿勢を持ってい

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年賀状の準備
2009年12月19日23:56

昨日と今日フルに使って、年賀状作りを一から始め、一気に印刷迄終えた。とは言っても、まだ裏面の共通部分だけの話でありまして、PC上でデザインし、そしてプリントアウトしたと、そこ迄。宛名書きはまだまだ先の話。宛名書きは、相手個別の仕事になるので、

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図書館から借りたビデオで、バレエ『ラ・バヤデール』を観る。作曲はルドウィク・ミンクス(1826-1917)、バレエの振付・演出は、あのルドルフ・ヌレエフ。1994年、パリ・オペラ座ガルニエ宮での公演をライブ収録したもの。映画としての監督 アレクサンドル・タルタ

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中島みゆき newディスク
2009年12月15日14:20

中島みゆきの新しいディスクが、11月続けて発売された。1枚はシングル『愛だけを残せ』。もう1枚はアルバム『DRAMA!』。その2枚を聴く事ができた。シングルの『愛だけを残せ』は、犬童一心が監督をした映画『ゼロの焦点』(原作;松本清張)の主題歌である。co

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12/13(日)、静岡市にて演出家鈴木忠志による歌劇『椿姫』を観る。machaさんと彼女のお母様とご一緒させて頂く。企画は”グランシップ開館10周年記念”と銘打たれている。“グランシップ”は静岡県コンベンショナルアーツセンターの愛称。3つある内の中ホール

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シネマe-raで『幸せはシャンソニア劇場から』を観る。2004年の『コーラス』は大変いい映画だったが、その製作,監督,脚本,出演等のメンバーが集まって作ったのがこの映画で、これもフランスで大変売れたようだ。原題は『フォーブール36』。フォーブール36番地

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シネマe-raで、『ポー川のひかり』を観る。エルマンノ・オルミが、劇映画についてはこれを最後にする、と標榜した作品だ。(彼の出発点であるドキュメンタリーはまだ撮りたいとしている。)これを制作した2006年、彼は75歳である。世界の映画監督にはかなり高齢

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レンタルDVDで、サラ・ポーリーが初めて長編映画の監督をした『アウェイ・フロム・ハー』を観る。サラ・ポーリーは、女優として主演した『死ぬまでにしたい10のこと』『あなたになら言える秘密のこと』の2本を観ている。雪深いカナダの田舎、長年連れ添った初老の

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ドキュメンタリー映画『未来を写した子どもたち』をレンタルDVDで観る。場所はカルカッタの売春街である。そこに住む多くの子供達は教育を受けるチャンスも与えられず、将来に待っているのは、ただ売春に関係して生きるのみである。冒頭、子供達が歩きまた下

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ボーリング大会
2009年12月07日13:45

予告した通り、ボーリング大会が日曜12/6、盛大に挙行された。メンバーは、予定通り、new親族から7人。個別ゲームでは、次女の夫が139点で1位。2位が私の135点。低レベルと笑うなかれ。過日の下練習は、私の戦略ミス。腿の裏の痛みがとれぬまま本番となってし

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先月11/23の高校同窓会の折り、1年の時同クラスになった事もある野口ひろみさんと(当時はOさん)会話する機会があり、彼女の著書を頂いた。今は山脇学園短期大学で服飾美学の教授をしておられる。著書といっても、出版社からの発刊物ではなく、学内の印刷物と

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先月11/20、NHKの「芸術劇場」で、今年来日したミラノ・スカラ座公演から、『アイーダ』の放映があった。録画しておいたものを、今頃になってようやく観る事ができた。まずデータを記しておこう。演出 フランコ・ゼッフィレッリ指揮 ダニエル・バレンボイム演

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10年振りのボーリング
2009年12月02日18:31

1人でボーリングに行ってきた。10年振りではきかないだろう。今度の日曜12/6に大会があるので、1度練習をしておこうという魂胆。大会といっても身内である。長女の嫁いだ家のお父さんが、やりませんか、と誘ってくれ、我が長女次女夫婦と、先方の娘さんも参加

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11月の観た聴いた読んだ
2009年12月01日00:49

■11月の観た=【映画】(含むビデオ,TV) 68-21『クララ・シューマン〜愛の協奏曲』H・サンダース=ブラームス69『パーク アンド ラブホテル』熊坂出70『ヘルプ』リチャード・レスター71『ビートルズ ファースト・ライブ・イン・アメリカ』アルバート,デビッド・メイズ

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ポーランドの女性監督、ドロタ・ケンジェルザヴスカ(1957〜)の作品、『僕がいない場所』をレンタルDVDで観る。まず、これを女性が作ったという事に驚いた。主人公クンデルは、日本で言えば中学に入る前位の年齢だと思うが、まだ大人にはなる前、男性になりかけ

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ドナテッロについて
2009年11月29日03:09

イタリア旅行から戻って、今回の旅行テーマとしなかった事が悔やまれた最大の人物は、ドナテッロだった。本名、ドナート・ディ・ベット・パルディ(1386年頃-1466/フィレンツェ)。時代的にはミケランジェロの生年から遡る事、89年。旅行先で、ドナテッロ作品には

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森見登美彦の書いた『宵山万華鏡』を読む。集英社より、2009年7月第1刷発行。初出は「小説すばる」誌、2007年3月から2008年10月にかけて、断続的に6章が掲載された。例によって京都の街が物語の場とされている。タイトルから判るように、祇園祭の宵山がその背

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昨日の本選2日目の3人の演奏は、14:00に始まって16:30に終わった。表彰式は、18:00から。一度外に出て、お腹に何か入れる事とする。2日間の本選を簡単に振り返ると、21日・フランソワ・デュモン(仏)24歳/男性 ベートーヴェン5番『皇帝』・アン・スジョン(韓)22

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11/21(土)シネマe-raで観る。大変質のいい映画である。人間の関係の微妙さ、その心理の不可思議、そしてそれを取り囲むイタリアの小村と自然が、しっとりと心に残る。原作小説はノルウェーが舞台だが、その場所を移し替えた監督の手腕にまずは拍手を送りたい

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第7回目となった浜松国際ピアノコンクール(審査委員長中村紘子,運営委員長海老沢敏)も、1,2,3次予選を終え、土日の本選を残すのみとなった。ホームページのトップは以下、ご参考迄。http://www.hipic.jp/index.php予選エントリーしたのは、世界から約100人、

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昨年リストアップしておきながら叶わなかった熊坂出の映画『パーク アンド ラブホテル』を、昨日レンタルDVDでようやく観る事ができた。もともと2005年のぴあフィルムフェスティパルで、彼の短編『珈琲とミルク』がクリエイティブ賞,企画賞,審査員特別賞の3賞

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10月は海外旅行とそれに向けた準備に専念した為、1本も映画を観なかった。最も最近観たのが9/24の『ベルサイユの子』だから、計算すると47日振りという事になる。1853年、ヨハネス・ブラームスがデュッセルドルフのロベルト・シューマン宅を訪れる。ブラームス2

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2日程前の地元紙の文化芸術覧に、西川美和の書いた雑文が掲載されていた。スキャナーで取り込んだので、ご紹介迄。この話は、何処かで少し聞いた事がある気がする。TVでしゃべっていたのかもしれない。いずれにしても、なかなか面白い話だ。西川の映画を彷彿

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