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日記一覧
- 岸田劉生･北蓮蔵･曾宮一念〜浜松ゆかりの洋画展/浜松市美術館��
- 2024年05月16日23:34
5/12(日)、浜松市美術館で開催中の「岸田劉生･北蓮蔵･曾宮一念〜浜松ゆかりの洋画展」を観る。・会期 4/13〜6/2丸地加奈子(豊橋市美術博物館学芸員)の講演があり、その聴講のため当日を選んだ。展覧会はタイトルにある画家らの作品を見せるだけでなく、彼らが
- 再び「京都 細見美術館の名品」〜風俗画
- 2024年05月15日11:00
書く順序は逆になったが、中勘助文学記念館(5/13,14記)の前日5/10(金)に、同じ3人で「細見美術館の名品」展(静岡市美術館)を観にいった。私は、同展は先月4/27(土)に既に観ている。レポートは以下の通り。・「京都 細見美術館の名品」/静岡市美術館(’24.4.29
- 中勘助 文学記念館��
- 2024年05月14日11:00
(続き)ここで、中勘助の生涯、その尋常ならざる部分を拾い書きしておく。年齢はことわらない限り数えにて。父は今尾藩士、勘助は神田の今尾藩邸で生まれた。兄弟姉妹は計9人だが、長男・三男・四男は夭折、勘助は五男。母は病弱で産後の肥立ちが悪かったため
- 中勘助 文学記念館��
- 2024年05月13日11:49
安倍川の支流 藁科(わらしな)川、その合流地点の上流北側に新間(しんま)という地区がある。河川域はまだ広々としているが、川の両側には山が迫っている。静岡市は平野部が狭い。現在は静岡市葵区新間という住所だが、その昔は安倍郡服織(はとり)村の一地区だ
- 文芸大聴講「日本伝統建築」第4回「古代の神社建築」の内容とレポート
- 2024年05月09日19:02
日本伝統建築ノート�ぁ仝殿紊凌声匏�築1 神明造伊勢神宮 内宮正宮；16世紀後半に再建された形式が継承されている。三重県伊勢市。 切妻造、平入、茅葺。式年造営 = 20年に1度建て替える。 → 式年造替、式年遷宮とも言う。外遷宮 = 神体を
- 唐十郎が亡くなった
- 2024年05月06日18:30
一昨日5/4(土)、唐十郎が亡くなった。急性硬膜下血腫が原因だったそうだ。84歳。生の唐十郎は一度だけ見た事がある。2009年6月、SPAC(静岡県舞台芸術センター)の野外劇場「有度」で『ふたりの女〜唐版･葵上』(作 唐十郎/演出 宮城聡)の公演があったが、客席に
- 野島青茲と吉野屋
- 2024年05月05日22:49
奥浜名湖の気賀の街中に「吉野屋」という店がある。昔は老舗旅館だったが、今は料理屋に専念しているらしい。吉野屋は、建物が国登録文化財として重要だが、もう一つ、日本画家 野島青茲(1915-71)の生家としても大きな意味がある。今回、その吉野家にて、1週
- 映画『落下の解剖学』
- 2024年05月04日18:49
5/1(水)、シネマイーラ浜松で『落下の解剖学』を観る。原題「Anatomie d’une chute」。フランスの人里離れた山荘で暮らす夫婦と一人息子、そして愛犬。妻サンドラはドイツ人でベストセラー作家。夫サミュエルはフランス人、作家を目指しているが果たせず教師
- 文芸大聴講「日本伝統建築」第3回「古代の寺院建築」の内容とレポート
- 2024年05月03日13:42
日本伝統建築ノート�� 古代の寺院建築1 飛鳥時代592(崇峻天皇５)年 〜 710(和銅3)年 / 推古天皇即位 → 平城遷都 ・法隆寺７世紀後半の建造。最古の現存木造建築物７世紀の建築物で実在するのは、西院の金堂･五重塔･中門･回廊。【国宝】 金堂(構造
- 4月の「観た聴いた読んだ」と、その他備忘録
- 2024年05月02日00:51
■■本題である「観た聴いた読んだ」の月次棚卸しの前に、日々の出来事や歳時記等、備忘のため少しばかり書き留めておく。4/1 庭のツバキ(イワネシボリ)開花。4/2 川勝静岡県知事辞任表明。4/8愛知県新城市桜淵で花見。https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987
- 「京都 細見美術館の名品」/静岡市美術館
- 2024年04月29日19:21
4/27(土)、静岡市に出て、市美術館で開催中の「京都 細見美術館の名品〜琳派、若冲、ときめきの日本美術」を観た。この日はちょうど講演「細見コレクションで楽しむ琳派」があり、抽選に当たっていたので、併せてそれを聴いた。細見美術館は1998年、京都市左
- 文芸大聴講「日本伝統建築」第2回「先史時代の建築」の内容とレポート
- 2024年04月27日16:00
日本伝統建築ノート�◆＼荵忙�代の建築1 日本における先史時代の建築ゲスト講師；浜松市博物館館長 鈴木一有先史時代；文字を使用する前の人類の時代 → 有史時代先史時代の時代区分；旧石器･縄文･弥生･古墳時代。…古墳時代は文字資料の遺物発見が始まる。
- 河合象子の歌碑
- 2024年04月26日22:24
4/22のレポート「河合象子の生涯と墓」で、江戸末期に生まれ明治を歌人として活躍した彼女の一生について触れた。https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987433235&owner_id=3341406今日はその続き。彼女の墓がある気賀街中の正明寺から南へ直線距離で1km弱。間
- 河合象子の生涯と墓
- 2024年04月22日11:00
気賀の「本陣公園」の門脇に掛けられた額に、河合象子という地元の歌人についてこう書かれている。誰がこの額を製作したかは記されていない。「河合象子(きさこ)終焉の地河合象子終焉の地は気賀本陣中村家の西隣にあり、鈴木庫太郎(くりたろう)の屋敷で、築地
- 文芸大聴講「日本伝統建築」第1回「全体目次」の内容とレポート
- 2024年04月21日10:47
静岡文化芸術大学で「日本伝統建築」の授業(前期全15回)を聴講する事にしたのは、4/18の日記に書いた。同授業は週1回だが、次回迄に毎回レポートを提出するというスタイルになっている。これを15回まとめると、「日本伝統建築」をテーマとした自分オリジナル
- 文芸大社会人聴講「日本伝統建築」
- 2024年04月18日18:11
新型コロナもあり、興味を惹く授業もなくなったので、静岡文化芸術大学の社会人聴講は2010年4月より始め、2020年３月をもってやめていたが、今回またその気になって受けてみる事にした。・科目「日本伝統建築」・担当 新妻淳子(准教授)。工学博士、一級建築士
- シューベルト《白鳥の歌》より
- 2024年04月16日18:09
歌曲集《白鳥の歌》は、フランツ･シューベルト(1797-1828)最晩年の作品だが、自身《白鳥の歌》なる連作歌曲を作ろうとしていたという事実はない。彼の死後、遺されたハインリヒ･フリードリヒ･ルートヴィヒ･レルシュタープ(1799-1860)の詩による歌曲7曲とハイ
- 浜松･宿蘆寺 大澤家墓所 記事
- 2024年04月14日12:14
4/14(日)、今朝の中日新聞記事。タイトルに「浜松の”宿蘆寺大沢家墓所”県の史跡指定(*1)記念し見学会」とある。宿蘆寺(しゅくろじ)と大澤家(*2)ついては、過去に訪れ、調べてレポートした経緯がある。(*1)レポート時は市指定文化財だった。今年4月に県指定
- 「石仏を見つける！」懸案事項
- 2024年04月12日19:47
レポート「石仏を見つける！」(’24.4.10記)で残した懸案事項を今日確認する事ができた。宗安寺についてピックアップした以下は史実か？・宗派；臨済宗方広寺派。・山門移築；明治の廃仏毀釈で廃寺となり、山門は細江町気賀の正明寺(しょうみょうじ)に移築さ
- 桜淵のサクラ
- 2024年04月11日23:48
4/8(月)、県境を挟んで隣市である愛知県新城(しんしろ)市の桜淵へ花見に行ってきた。高速道路を使わずに、家から45分程で行ける。豊川の上流、その両岸に亘る桜淵公園。その歴史を見ると、・・・右岸にある新城城(しんしろじょう)跡、基は武田勝頼の攻撃に備
- 石仏を見つける！
- 2024年04月10日16:24
火事から１年、新店舗で再出発したイタリアンの店でランチをしたあと、すぐ近くにあり、以前から気になっていた宗安寺跡に行ってみた。ここには2023年3/31に行った事がある。以下レポート参。・「戦国時代の2つの墓� �(’23.4.7記)https://mixi.jp/view_diar
- 火事から1年の再出発
- 2024年04月09日21:36
昨2023年4/10の日記で、近くのお気に入りのイタリアンの店が火事になった事を話した。https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984807020&owner_id=3341406焼け焦げた店の様子が痛々しい。それから１年経つが、見事に新店舗で再出発となった。3/13、プレオープン、
- 映画『瞳をとじて』/ビクトル･エリセ
- 2024年04月03日13:44
1/31(日)にシネマイーラ浜松で観たのだが、「観た聴いた読んだ」の３月の棚卸には間に合わなかった。『瞳をとじて』(2023)はビクトル・エリセ(1940- )として31年振り、4作目の長編映画である。制作時、エリセは83歳。私は長編の中で『ミツバチのささやき』(1
- 3月の「観た聴いた読んだ」と、その他備忘録
- 2024年04月01日20:43
■■本題である「観た聴いた読んだ」の月次棚卸しの前に、日々の出来事や歳時記等、備忘のため少しばかり書き留めておく。3/1 福竜丸ビキニ環礁水爆実験被曝事件から70年。3/7 庭のユキヤナギ開花。3/11 東日本大震災から13年。3/13 妻の月命日、墓参り。墓園
- 西加奈子『夜が明ける』
- 2024年03月29日14:10
西加奈子(1977- )の長編小説『夜が明ける』を読む。西加奈子の小説を読むのは４冊目だと思うが、これ迄とトーンが随分違う。彼女の小説は、主人公の境遇がどれ程不幸でも、明るくユーモアに満ちていて、読んでいて幸せな気分になったものだが、本作は徹底的
- 福田平八郎展/中之島美術館
- 2024年03月26日22:58
順序が逆になったが、3/22(金)の大阪行では、四天王寺に行く前に中之島美術館に寄り福田平八郎展を観た。「没後50年」を掲げた大規模な回顧展である。総展示は、前後期合わせ、本画だけで約120件、素描･下絵約40件、他に写生帖も多数。代表作である《漣》(193
- 四天王寺宝物館と極楽浄土の庭
- 2024年03月25日17:57
2月の大阪行に続いて今回の四天王寺、「日想観」については昨日のレポートに書いた。日没前の時間は、前回観る事ができなかった宝物館と庭園に足を運んだ。境内Mapは昨日の日記を参照頂きたい。寺は春季彼岸会で、古着やら器やら我楽多やら、たくさんの出店も
- 再びの四天王寺、夕陽を追う
- 2024年03月24日23:22
2/6〜7の大阪行で寄った四天王寺では、「日想観(じっそうかん)」の哲学の場を確認する事ができた。「日想観」とは何か？興味のある方はその旅行記から5番目のレポートを、下のリンクでご覧頂きたい。・「大阪行�セ妖群�寺と文楽/歌舞伎『摂州合邦辻』」(’24.
- 人形劇『BUDORi(ブドリ)』
- 2024年03月23日18:48
3/20(水)、市立青少年の家ホールにて”パペットシアターゆめみトランク”による人形劇『BUDORi(ブドリ)』を観る。主催は、次女の子供達も参加する浜松子ども劇場。原作は宮沢賢治(1896-1933)の『グスコーブドリの伝記』。1932(昭和7)年に「児童文学」誌に発表
- 名古屋で一番早い桜と堀美術館
- 2024年03月19日12:00
3/16(土)、名古屋フィルの定期演奏会の前に時間があったので、堀美術館に寄ってみる事にした。名古屋城の東、主税町(ちからまち)にあり、最寄り駅は地下鉄桜通線の高岳(たかおか)。駅を出ると「桜みちまつり」なるポスターがあちこちに貼ってあって、堀美術館
