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日記一覧
- 2017年の文化活動、総棚卸し
- 2017年12月31日22:08
まず、2017年今年1年間の文化的活動について、月例の“観た、聴いた、読んだ”の仕訳けで総棚卸ししてみたい。 ■“観た”(含む媒体) 【映画】 55 (81)…( )内 昨年実績【演劇･歌劇･舞踊】 27 (34)【美術･展覧会】 90 (76)・・・媒体による鑑賞を抜くと 72
- 12月の観た聴いた読んだ & その他
- 2017年12月30日13:45
2日早いが、今月はもう棚卸をしておく。明日は2017年1年間の棚卸もしなければいけないので。■■12月の“観た”から ◆【映画】(含むTV放送,DVD) 49-26 『オン･ザ･ミルキー･ロード』エミール･クストリッツァ50 NHK-Eﾃﾚ[ETV特集]『ロシア革命 100年後の真実』
- ヴァージニア･ウルフ著 『自分だけの部屋』
- 2017年12月29日22:20
イギリスの女性作家ヴァージニア･ウルフ(1882-1941)が1929年に発表したエッセー『自分だけの部屋』についてレポートする。「エッセー」と書いたが、実際は彼女が1928年に行った2つの講演、タイトルは「女性と小説」、その草稿を1冊の本としてまとめ、翌年に出
- 蒼＆杏 インフルエンザ
- 2017年12月28日13:17
蒼&杏がインフルエンザにかかった。先週のことだ。学校や幼稚園で随分流行っていて、貰ってきてしまったようだ。インフルエンザB型だとのこと。子供にうつされたとみえて、次女もかかってしまった。皆、予防注射はしてあったようなので、酷くはならないだろう
- 軟弱な私の今年のジム、見直しと来年のテーマ
- 2017年12月27日16:21
寒い日だ。まだ正確な情報とは言えないが、浜松も最高気温が3℃に届かないようだ。雪が舞った。風花と言うより、みぞれと言うべきだろうか。はらはら、という風情でなく、雨交じりで、一時はかなり降った。積ることはなく、今はただ強く冷たい風が庭木を震わ
- N響第1862回定期公演〜フランスプログラム、特にデュティユーについて
- 2017年12月25日22:31
8/6(日)NHK-Eテレ[クラシック音楽館]で放送されたのは、N響の第1862回定期公演。2017年6/2、NHKホールにて収録。プログラムはオールフランスという触れだしで、以下の通り。指揮、パーヴォ･ヤルヴィ1) アンリ･デュティユー(1916-2013) 《メタボール》(1959-1
- 『サージェント･ペパー〜ビートルズの音楽革命』
- 2017年12月24日22:55
年賀状も何とか書き終え、小(！)掃除も何度かに分けて進み、やっと少ばかり書く時間もできた。11/3(金)NHK-BSで放送されたドキュメンタリー番組『サージェント･ペパー〜ビートルズの音楽革命』についてレポートする。ビートルズが1967年6/1に発売したLPレコー
- 文芸大聴講[西欧･北米文化論]第12回〜戦争を巡る議論
- 2017年12月20日21:52
12/20(水)、静岡文化芸術大学の授業[西欧･北米文化論]の聴講第12回目。今回が年内最後の聴講である。今週のテーマ 現代〜戦争を巡る議論…今回から、時代は近代より現代に入る。文献史料 イマヌエル･カント『永遠平和のために』 エリヒ･マリア･レ
- レマルク著 『西部戦線異常なし』(改)
- 2017年12月18日22:28
ドイツ人作家エリヒ･マリア･レマルク(1898-1970)が、1929年に発表した小説『西部戦線異常なし』についてレポートする。若い志願兵パウル･ボイメルが第1次世界大戦で死ぬ迄に経験した出来事、及びその心中を、記憶や会話も交えて記述した、という形式になって
- 文芸大聴講[西欧･北米文化論]第11回〜合理化
- 2017年12月15日13:00
12/13(水)、静岡文化芸術大学の授業[西欧･北米文化論]の聴講第11回目。今週のテーマ 近代〜合理化文献史料 チャールズ･ディケンズ『クリスマス･キャロル』 マックス･ウェーバー『職業としての学問』講師 永井敦子先に先週の講義に対する質問
- N響第1867回定期公演〜モーツァルトとベルク
- 2017年12月14日13:00
11/5(日)のNHK-Eテレ[クラシック音楽館]はモーツァルトとベルクという興味深いプログラム。指揮者 下野竜也の解説をベースに以下レポートする。ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-91)とアルバン・ベルク(1885-1935)、時代は130年近くも開きがあ
- ETV特集『ロシア革命 100年後の真実』その3/晩年のレーニン〜現代の革命評価
- 2017年12月13日11:00
(続き)レーニンは、根本的政策を転換することになる。1921年3/21 食料徴発制度廃止を含む「ネップ(新経済政策)」発令。国に納付した残りの生産物を農民が自由に取引できるようにした。市場経済原理の部分的復活である。併せて、国有企業を民間に戻した。ネッ
- ETV特集『ロシア革命 100年後の真実』その2/憲法制定議会の矛盾〜タンボフ反乱
- 2017年12月12日12:00
(続き)レーニンは権力を手に入れた。しかし、その基盤はまだ脆弱で、ブルジョワや官僚たちは新政権に抵抗した。この動向から、レーニンは「チェカ(非常委員会)」を設立。これが、後KGBに発展する。チェカは反革命分子の取締りを始めた。1917年11月 憲法制定
- ETV特集『ロシア革命 100年後の真実』その1/スイス亡命中のレーニン〜10月革命
- 2017年12月11日22:56
11/25(土)、NHK-Eテレで放送されたETV特集『ロシア革命 100年後の真実』は、驚くべき内容だった。我々が、少なくとも私がロシア革命について持っていた知識は、年表の項目程に過ぎなかったことを痛感させられた。今年はロシア革命100周年の年に当り、様々なデ
- 映画『オン･ザ･ミルキー･ロード』
- 2017年12月09日16:28
12/7(木)、忘年会の前の時間に、シネマe-ra浜松で『オン・ザ・ミルキー・ロード』を観る。カンヌ・ヴェネツィア・ベルリンの三大映画祭で主要賞を取ってきたエミール・クストリッツァ(1954- )が9年振りに監督をした作品だ。私は、クストリッツァは殆ど観てこ
- 文芸大聴講[西欧･北米文化論]第10回〜産業革命または産業化
- 2017年12月06日22:28
12/6(水)、静岡文化芸術大学の授業[西欧･北米文化論]の聴講第10回目。今週のテーマ 近代〜産業革命または産業化文献史料 ヴォルテール『カンディード』 アレクサンドル･デュマ『モンテクリスト伯』 カール･マルクス『賃労働と資
- ミケランジェロ弦楽四重奏団演奏会
- 2017年12月05日21:34
11/21(火)、NHK-BS[クラシック倶楽部]では、ミケランジェロ弦楽四重奏団演奏会の模様が放送された。最近今井信子のヴィオラを聴いていないなあと思っていたところだったので、いい機会だった。2015年の収録だっのだけれども、まあそれはいいとしよう。ミケラ
- ハンブルク･バレエ団《ニジンスキー》
- 2017年12月04日23:53
11/20(月)、NHK-BSの[プレミアムシアター]で放送されたのは、ハンブルク･バレエ団の《ニジンスキー》公演。タイトルは言わずもがな、伝説のバレエダンサーで振付家でもあったヴァツラフ･ニジンスキー(1890-1950)のことである。同バレエ団芸術監督であるジョン
- グラインドボーン音楽祭2017 歌劇《ハムレット》
- 2017年12月03日22:11
10/9(月)、NHK-BS[プレミアムシアター]で放送されたのは、今年の英国グラインドボーン音楽祭、世界初演(！)の歌劇《ハムレット》である。作曲したのはブレット･ディーン、1961年オーストラリア生まれ、ベルリンフィルで15年間ヴィオラ奏者を務めていた人物。
- ウディ･アレン演出 ロサンゼルス･オペラ《ジャンニ･スキッキ》
- 2017年12月02日18:25
今年2017年4/17にNHK-BS[プレミアムシアター]で放送されたロサンゼルス･オペラ《ジャンニ･スキッキ》を、師走12月になってようやく観る。プッチーニが晩年に作った「トリッティコ(3部作)」オペラの1つで、彼の唯一の喜劇。また、『トゥーランドット』が未完に
- 11月の観た聴いた読んだ & その他
- 2017年12月01日15:32
■■11月の“観た”から ◆【映画】(含むTV放送,DVD) 47-24 『幼な子われらに生まれ』三島有紀子48-25 『エル ELLE』ポール・ヴァ―ホーヴェン(*)各行頭の数値は今年の通算本数、(総数 − 映画館等で観た数)。 タイトルの後ろは、監督ないし演出家。 ・・・何
- 映画『エル ELLE』
- 2017年11月30日22:28
たぶん11月初旬のうちにシネマe-ra浜松で観たのだが、忙しさに紛れ書くことができずにいた。監督はポール･ヴァ―ホーヴェン。過去に『トータル･リコール』(1990)や『氷の微笑』(1992)などのヒット作を作っているが、残念ながら私は観ていない。主役はイザベル
- 文芸大聴講[西欧･北米文化論]第9回〜市民革命
- 2017年11月29日23:02
11/29(水)、静岡文化芸術大学の授業[西欧･北米文化論]の聴講第9回目。実は先週の第8回目は休んだ。日記でご存知の通り、大学時代の仲間と茨城県に小旅行をしたのが、11/21〜22(火〜水)で、授業にぶつかってしまったのだ。先週のテーマ ルネサンスと宗教改革
- 関川夏央･谷口ジロー著 漫画「『坊っちゃん』の時代」全5巻
- 2017年11月28日12:00
関川夏央と谷口ジロー共著による漫画「『坊っちゃん』の時代」全5巻を読む。物語を書いたのが関川、漫画にしてそれを描いたのが谷口とすれば、普通は「関川原作･谷口作画」と表記するだろうが、関口の拘りもあって、「共著」とされている。関口が書いたのは小
- 大学時代の仲間との例会/その5〜大洗神社そして帰路に
- 2017年11月27日00:00
(続き)アクアワールドを出たのは13:00前頃だったか。�詰佞�大洗神社が前の丘の上にあると言っていたので、行ってみることにする。アクアワールドの出口の警備員に大洗神社は歩いてどれくらいか訊くと、首を捻るのみ。まあいいや、と、大洗海岸沿いの広い道を
- 大学時代の仲間との例会/その4〜大洗アクアワールド
- 2017年11月26日09:00
(続き)11/22(水)、贅沢な朝風呂の後、8:00より食堂で朝食。アジの開き、シラスと大根おろし、納豆、ワカメの味噌汁など、あっさりとした物がご飯によく合う。私は日頃朝食はパン、日によっては1日中ご飯を食べないこともあるので、旅先でご飯に味噌汁は嬉しい
- 大学時代の仲間との例会/その3〜アンコウ「七つ道具」
- 2017年11月25日13:37
(続き)那珂湊春日ホテルにチェックインすると、別ルートからやってきたメンバーが既に部屋にいた。�詰佞呂海領祺饅蕕瓩討了臆辰任△襦Ｆ別擇�ら車で駆け付けてくれた。これで、今回参加者の4人が揃った。しばし部屋で、�詰佞筏恟茲鮟�することが叶った幸いを
- 大学時代の仲間との例会/その2〜那珂湊散策
- 2017年11月24日10:00
(続き)那珂湊駅の改札を出ると、出迎えの方がいる。幹事�掬弔�海外青年協力隊でブータンに行った時同行した知人だとのことで、�漁�さんと仰る。ひたちなか市在住の元教師で、今は郷里のための活動をしている由。地元の歴史に詳しいのだそうで、しばし市内を案
- 大学時代の仲間との例会/その1〜茨城県ひたちなか市那珂湊へ
- 2017年11月23日19:10
事前に書いた通り、大学時代の文学仲間との恒例の1泊旅行、今年は11/21(火)〜22(水)、茨城県ひたちなか市那珂湊(なかみなと)に出かけた。この例会で茨城県は初めてである。いつもより遠くまで行くので、私は、6:30には家を出た。浜松･東京間のチケットはディ
