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日記一覧

macchaさんにお借りしたビデオで、フェデリコ・フェリーニ(1920-93)の映画『そして船は行く』を観る。1983年、最後から4番目の作品である。第1次大戦直前、1914年7月、ナポリ港を出港していく超豪華客船がある。史上最高のプリマと呼ばれたオペラ歌手の遺言「

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今朝のNHK-BS2「クラシック倶楽部」で、庄司紗矢香のヴァイオリン・リサイタルを聴く。2005年11月29日サントリーホールのライブ収録である。プログラムは、ショスタコーヴィチのヴァイオリン・ソナタ ト長調op.134から1楽章アンダンテと3楽章ラルゴ。シューマン

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プッチーニ歌劇『外套』
2008年10月29日23:21

プッチーニのトリッティコ(3部作)については『ジャンニ・スキッキ』の感想で触れた。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=969471442&owner_id=3341406浜松市下の図書館には、このトリッティコのAV蔵書が、その時借りたCDの『ジャンニ・・』しかないと書いたが、よ

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また図書館で借りたCDだが、アルバン・ベルク(1885-1935/墺)の歌劇『ヴォツェック』を聴く。私のオペラ彷徨も、標(しるべ)なきまま、モーツァルトに始まって、終にベルクに迄来た。その間の主要作家の点と点を確実に拾ってきたのかと問われれば、勿論否”と答

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図書館から借りたCDで歌劇『アンドレア・シェニエ』を聴く。CDなので、勿論演劇の側面は確認できていないという訳です。片眼をつむって感想を書きます。作曲 ウンベルト・ジョルダーノ(1867-1948/伊)台本 ルイージ・イッリカ1896年ミラノ・スカラ座初演4幕伊語

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ほんこさん2日目
2008年10月26日23:17

2日目の今日は、一層寒い日だった。午後も2時を過ぎた頃からは、とうとう雨もポツリポツリとしだした。ひどくはならなかったけれど、テント4張りの片付けはできずに終わった。ちゃんと乾かして収納しないと、次に使う時、カビがはえちゃう。世の中にはいろん

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ほんこさん(報恩講)
2008年10月25日23:15

今日明日は、菩提寺のほんこさん(報恩講)で、朝から夕方迄、お寺に詰める。持ち回りの役が回って来て、今年度は1年を通じ、お寺の仏具磨きやお掃除の奉仕やら、いろいろ忙しい。今日明日の報恩講では、受付の役を賜り、志納金の受領や、記念品のお返しやら、

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10/21(火)、コンサートを目的としてmacchaさんと静岡へ出かけた折、折角だからと、シネ・ギャラリーで映画を1本観た。新藤兼人の新作『石内尋常高等小学校 花は散れども』である。新藤95歳の作品との事で、関係者にしたら縁起でもないと言われるだろうが、これ

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10/20-21(月-火)、静岡文化芸術大学主催の室内楽演奏会が、地元浜松市を出て、名古屋市と静岡市で開かれた。その内、21日、静岡市で行われた方、macchaさんとご一緒させて頂き、聴いてきた。2006年来、歴史的鍵盤楽器を使用し、アーチスト(小倉貴久子を中心に

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図書館で借りたCDでプッチーニの歌劇『ジャンニ・スキッキ』を聴く。プッチーニは最後の作品『トゥーランドット』を作曲する前、”3部作”なるものを作った。プッチーニはこれをイタリア原語で”トリッティコ”と呼んだが、これは古くから教会にあった”3幅対

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中野京子著の『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』を読む。光文社新書2008年8月発行。中野京子の著書は、『怖い絵』『怖い絵2』に続いて3冊目。私が好む、映画,音楽,オペラ,絵画,書籍等々でよくぶつかるのが、ハプスブルク家の存在だ。神聖ローマ帝

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10/8(水)朝の「クラシック倶楽部」(NHK-BS2)で、木下美穂子のソプラノ・リサイタルが放映された。10/7-8は上京していたので、出発前に留守録の指示をしておいたもの。昨年、同局の「クラシック・ロイヤルシート」で彼女がタイトル・ロールを歌う歌劇『蝶々夫人』

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10/7-8(火-水)の上京、新国立劇場のオペラの翌日は、上野、国立西洋美術館にて「ヴィルヘルム・ハンマースホイ〜静かなる詩情」展を観る。殆ど知識のない画家だが、サイトに惹き付けられ、出掛けていった次第。これがそのサイト。http://www.shizukanaheya.co

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10/7-8(火-水)と上京した。今回の目的は、新国立劇場の歌劇『トゥーランドット』。折角の上京なので、友人に声を掛けたら、5人集まってくれた。高校時代のクラブの後輩達で、今は東京及び周辺で住まう人達。1歳から3歳年下の男性3人、女性2人。新宿でタイ料理

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城山三郎著『そうか、もう君はいないのか』を読む。新潮社、2008年1月発行。城山三郎が、長く連れ添った愛妻を2000年2月肝臓癌で亡くし、その欠落感を著したもの。城山は妻の七回忌を終えた翌2007年3月、肺炎の為亡くなった。この書は、次女が、彼の仕事場か

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10/1(水)NHK-BS2のクラシック倶楽部で放送された、林美智子メゾソプラノ・リサイタルを録画して観る。2007年6/27東京紀尾井ホールのライブ収録。ピアノ伴奏は河原忠之。プログラムは以下の通りで、前半が日本の現代歌曲、後半がヨーロッパの著名なオペラから

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10/1(水)、シネマの日、『おくりびと』を観る。ロードショー館に出かけたのは久し振りだ。『おくりびと』は、死体を棺に入れる"納棺師"の物語。こういう専門職があるとは知らなかった。両親の時も、妻の時も、葬儀社がしてくれたと認識していたが、その下請け

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9月の観た聴いた読んだ
2008年10月03日01:13

■9月の観た=【映画】(含むビデオ,TV) 66『マグノリア』P・T・アンダーソン68『蜘蛛巣城』黒澤明69『どん底』黒澤明70-27『歩いても 歩いても』是枝裕和71『七人の侍』黒澤明72『リヤ王(ハイライト)』グリゴーリ・コージンツェフ73『マリー〜もうひとりのマリ

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稲垣直樹著「サドから『星の王子さま』へ」を読む。副題には「フランス小説と日本人」とある。丸善ライブラリー、平成5年発行の新書版。大分前に買ってあったのだが、既読の山に紛れて読んでいなかった。タイトルを読むと、あのサド侯爵が、星の王子さまへ、

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