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日記一覧
- 2011年の脳と体の活動、総棚卸し
- 2011年12月31日20:17
2011年1年間の文化的な活動について、私の“観た、聴いた、読んだ”に沿って、総棚卸しをしてみた。 数値の前に、今年の主な出来事を拾ってみると、4月 ウィーン旅行。5〜12月 次女の嫁ぎ先の実家が家を建て替える。その間、次女夫婦と子供(私にとっては初
- 12月の観た聴いた読んだ
- 2011年12月30日23:46
■■12月の“観た”から ◆【映画】(含むDVD,TV放送) 64〜66『スコラ(schola)坂本龍一 音楽の学校』ドビュッシー,サティ,ラベル編(第5〜7回) 石原淳平他67-32『人生、ここにあり』マンフレドニア68-33『ワンヴォイス』フラナリー69-34『ヒマラヤ 運命の山』フ
- 映画『ヒマラヤ 運命の山』/J・フィルスマイアー
- 2011年12月26日20:04
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12/21(水)、シネマe-ra浜松で『ヒマラヤ 運命の山』を観る。原題は『ナンガ・パルパート』ナンガ・パルパートとは、ヒマラヤ山系にあって、標高8,125m、世界第9位の山である。現地の言葉で”裸の山”を意味する。その峰の南側にあるルパール壁は、標高差が世
- 文芸大聴講<西洋美術史��>��〜井出洋一郎講演
- 2011年12月26日00:46
12/21(水)、年内最後の授業は学外講師の講演、予告した通り、講師は府中市美術館館長 井出洋一郎、タイトルは「美術館の収集と企画〜府中美術館の場合」。・府中市美術館の概要敷地面積約7,500�屬蓮�県立美術館クラス。府中市人口約25万人、多摩地区の中核都
- 年末の例会〜「ぬぐ絵画」展/東京国立近代美術館
- 2011年12月25日19:53
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学生時代の文学仲間との1泊の例会、今年は上野の水月ホテル鷗外荘で、12/17〜18に行われる事となった。泊まる場所はともかく、折角の上京だから、というので、私は、竹橋の東京国立近代美術館で開かれている「ぬぐ絵画」展に行こうと提案した。他のメン
- 文芸大聴講<西洋美術史��>��〜印象主義(続き/ルノワール,ピサロ,シスレー)
- 2011年12月19日23:08
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12/14(水)、静岡文化芸術大学の社会人聴講の第⑩回、印象主義の中からルノワール、先週の続きである。1876年に描いた彼の代表作《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》。モンマルトルのカフェの前で楽しげに踊る男女達。こうした都会の新しい生活スタイルが起
- 中村正義展/名古屋市美術館
- 2011年12月18日23:48
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静岡文化芸術大学の、立入正之先生の下、社会人聴講生で「Mの会」というグループを作っている。その仲間で、12/15(木)、名古屋へ展覧会を観に行く事となった。愛知県立美術館のポロック展と、ヤマザキマザック美術館の常設展である。ただ、私は、どうしても中
- 映画『ワンヴォイス』/L・M・フラナリー
- 2011年12月17日01:01
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12/13(火)、シネマe-ra浜松で『ワンヴォイス〜ハワイの心を歌にのせて』を観る。ハワイのオアフ島にある名門私立、カメハメハ・スクールで年に1度行われるソング・コンテスト、その準備以前から本番迄の約6ヶ月を追ったドキュメンタリー映画である。純粋に音
- 文芸大聴講<西洋美術史��>��〜印象主義(続き/モネ,ルノワール)
- 2011年12月13日23:31
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12/7(水)、静岡文化芸術大学の社会人聴講の第��回は、印象主義、モネから。・クロード・モネ(1840-1926)油絵の具というのは、混ぜると濁る。明度が落ち、暗くなる。モネの前史、クールベからマネへの流れは、「もっと明るく」という潮流だったと括ってもいい
- 映画『人生、ここにあり』/J・マンフレドニア
- 2011年12月12日16:19
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12/7(水)、映画『人生ここにあり』を観る。いつものシネマe-ra浜松、19:55始まり、当日ラストの回である。イタリアは、世界で初めて精神病院をなくした国だ。1978年のバザリア法の公布から、現実的な施策を重ね、1998年には、全ての精神病院が廃絶された。そ
- 村山槐多展(おまけ)
- 2011年12月08日23:57
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12/6の日記「村山槐多展(続き)」は、あれで一連の報告をエンドにしたつもりだったが、「まだ続きがあるんでしょう」という方が出てきてしまったので、やむを得ず、もう少しだけ書く事にした。私の最後の行の書き方が悪かったのだ。�江呂蓮∩綾劼猟未蝓∠蚤燭�
- 村山槐多展(続き)
- 2011年12月06日19:17
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記念講演のシンポジウムから話を続けよう。パネリストの1人として予定されていた、槐多の甥、村山太郎は参加できなかった。体調を悪くされたとの事で、御歳は80歳だそうだ。『日曜の遊び』は1982年に鼎の関係者宅で発見された。紙を継ぎはぎして、縦1.8m×横2
- 村山槐多展/岡崎市美術博物館
- 2011年12月06日00:46
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12/3(土)、岡崎市美術博物館で同日から開催される「村山槐多の全貌」展に行く。1/29(日)迄やっているのだが、その日は記念講演会が14:00から予定されているという事もあり、どうせ行くなら、と、朝思い立つ。9:30過ぎ、前夜来の雨を衝いて出発、東名高速を走
- 11月の観た聴いた読んだ
- 2011年12月04日21:00
■■11月の“観た”から ◆【映画】(含むDVD,TV放送) 57〜60『スコラ(schola)坂本龍一 音楽の学校』古典派編(第1〜4回) 石原淳平61-29『未来を生きる君たちへ』スサンネ・ビア62-30『黄色い星の子供たち』ローズ・ボッシュ63-31『エッセンシャル・キリング』
- 文芸大聴講<西洋美術史��>�─前�象主義(続き/マネ,ドガ)
- 2011年12月04日00:29
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エドゥアール・マネの続きから『フォリー=ベルジェール劇場のバー』(1882)…鏡の前の現実と鏡に映る世界が、非対称で、現実的にはある筈のない構図になっている。男と女の会話(謂わば大都会パリの夜の束の間の愛とでもいうもの)の様を見せたいが為に、写実の
- 映画『エッセンシャル・キリング』/スコリモフスキ
- 2011年12月02日21:44
11/30(水)、いつものシネマe-ra浜松で、イエジー・スコリモフスキの『エッセンシャル・キリング』を観る。全く、これこそ、映画でしかできない表現だ。逃走する主人公の男は、ひと言も台詞を発しない。ひたすら逃げて逃げて逃げまくる。冒頭は、アフガニスタ
- 相曽賢一朗ヴァイオリン・リサイタル2011
- 2011年11月28日22:59
11/27(日)、相曽賢一朗のヴァイオリン・リサイタルを、静岡県文化芸術大の講堂で聴く。相曽のリサイタルは、昨年11/12に続いて2度目。同じ会場だった。以下は、昨年初めて聴いた感想である。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1620522578&owner_id=3341406前回
- 運慶とダ・ヴィンチ(続き)
- 2011年11月28日02:05
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静岡駅すぐ前の市美術館に着いたのは、16:00前頃だったろうか。今回の展覧会は「ダ・ヴィンチ展」ではない、正確に書けば「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」展である。正直言って、内容の判りにくいタイトルだ。展示品の中で、ダ・ヴィンチの真筆として確
- 運慶とダ・ヴィンチ
- 2011年11月26日23:51
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11/24(木)、運慶仏とダ・ヴィンチ展を観る日帰りの小旅行。静岡市美術館の開館1周年記念の一環である「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展には、早くから行く事を決めていたが、当初は、11/12(土)に予定していた。その日に記念講演があったからだ。ところ
- 談志が死んだ
- 2011年11月23日19:22
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1822618&media_id=84私にとっては、2008年5/19、名古屋ナディアパークでのドタキャン(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=812384873&owner_id=3341406)とこの日とは、真っ直ぐな糸で繋がっている。あの時以来、この日が来
- 高峰秀子著『わたしの渡世日記(上・下)』
- 2011年11月20日19:44
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事前にお知らせ(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1786784233&owner_id=3341406)もした通り、高峰秀子の書いた『わたしの渡世日記』上下巻を読んだ。女優の片手間仕事ではない。素晴らしい表現力と文体に舌を巻く。1ページ1ページに愛おしさが溢れ、ページを
- 文芸大聴講<西洋美術史��>�А船譽▲螢好�(クールベ)〜プレ印象主義(マネ)
- 2011年11月20日00:02
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11/16(水)、静岡文化芸術大学の社会人聴講の第7回は、写実主義を構成するバルビゾン派ともう1つの潮流、レアリスムについて。・レアリスム写実とは、現実そっくりに描く事ではない。神話や宗教画でも、現実そっくりに描く事はできる。それは新古典主義者がや
- 映画『黄色い星の子供たち』/ローズ・ボッシュ
- 2011年11月18日17:27
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11/16(水)、文芸大の授業聴講後、学食で早い昼食をとり、シネマe-ra浜松に移動して『黄色い星の子供たち』を観る。ホロコーストにまつわる物語である。しかし、映画の場所はドイツでもポーランドでもない、フランスである。我々は、ナチスの攻撃によるパリ陥
- 映画『未来を生きる君たちへ』/スサンネ・ビア
- 2011年11月15日23:07
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11/9(水)、シネマe-ra浜松で『未来を生きる君たちへ』を観る。スサンネ・ビアによるデンマーク映画、原題は『復讐』だという。何とも直截的なタイトルだ。映画には2組の場が描かれる。1つは、ヨーロッパ(デンマーク)とアフリカ(スーダン？)という異なる地方、
- 文芸大聴講<西洋美術史��>�Α船献礇櫂縫好�
- 2011年11月14日21:26
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静岡文化芸術大学の社会人聴講、11/2は休講の為、第6回は11/9(水)となった。写実主義はまずバルビゾン派を学んだ。そして同じ写実主義の中に位置付けられるレアリスムに入る前に、その時代の芸術に著しい影響を与えたジャポニスムについて触れる。1.)ジャポニ
- トゥールーズ=ロートレック展/三菱一号館美術館
- 2011年11月14日00:51
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今回の上京も最後の行程となった。丸の内の三菱一号館美術館である。ここを最後にしたのは、当日の閉館時間が20:00と遅いからだ。見終わってすぐ新幹線に飛び乗れるという場所的な利点もあるし。山手線で上野から東京駅に移動し、グランスタのコインロッカー
- ゴヤ展/国立西洋美術館
- 2011年11月11日19:40
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両国から、総武線,山手線で上野に出たのは13:00前。マルイの裏の薮そばでまずお昼。呑んだ翌日はおそばがいい。冷たいとろろせいろを大盛で。胃に優しくて美味しい。JR上野駅に戻り、コインロッカーを捜して右往左往。バッグの中にはヴェネツィア展の図録が、
- ヴェネチア展/江戸東京博物館
- 2011年11月09日00:10
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11/4(金)の朝を迎えた。窓のカーテンの隙間からいい陽射しが零れ込んでいる。今日は少し暑くなる位かと思いつつカーテンを開けると、昨晩距離感が掴めなかったスカイツリーがすぐ向こうに見える。同じホテルでも廊下の反対側の部屋では見えない景色だろう。い
- 草間彌生展/ワタリウム美術館
- 2011年11月08日00:20
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地下鉄銀座線外苑前駅を出ると、この時期、さすがにもう暗い。ワタリウム美術館は初めてである。建物のガラス窓には、赤い水玉模様が描かれ、「Kusama's Body Festival in 60's 展」の大きな看板が掛っている。看板の写真はモノクロで、たくさんの突起物の中
- 「ウィーン工房1903-1932」展/パナソニック汐留ミュージアム
- 2011年11月07日12:21
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初台から、京王新線,地下鉄大江戸線を乗り継いで汐留へ。ここには、パナソニック電工の汐留ミュージアムがある。今やっているのは、「ウィーン工房1903-1932〜モダニズムの装飾的精神」展である。今年4月のウィーン旅行の目的の1つは、クリムトを始めとする世
