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2021年06月16日12:08

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ピーチガール


ピーチガールおもしろかった。岩井俊二は男子Aが女子Bを好きで女子Cは男子Aを好きという女子漫画の型を入れているらしいとお友達に話すと、その型ってちょっと前の型らしく、次に彼女たちはピーチガールの話となり、主人公と相対するなんとかはとんでもない女子という話題で盛り上がり、そうか、そうなのか、愛すべきキャラよりもやはり憎たらしい燦然と輝く悪女がいるからこそ作品は人々の記憶に残るんだ、と調べると実写もあること知り拝見する。パケ見ると、山本美月と永野芽郁が出ているの、あら知ってる、前から気になっていたけど桃色がパケには満載なので観たい感覚が薄れていたヤツだ、となるも、始まると、松竹、そして観ていくと、東宝とは違う、やはり大船調なセンスである。観ていくと、メレンゲに出ていた女装子が似合いそうな青年が出ている。かつて梅沢富美男いまはこの青年という童顔な顔立ちである。母親役はかつて雑誌ボムの表紙を飾りいまは美月的な、かつての山本的存在である桃子である。そしてよくよく見ていくと、もうひとりの男子、ちはやふるでピュアな眼が印象的であった青年である。美月、芽郁、そして男子ふたりのよつどもえである。それが大船調に表される。愛染かつら、句読点のない君の名はに連なるセンス。後の韓流にくすねられる行為や心のすれ違いはもちろん、勘違いや誤解、そしてメインとなる関係性、そう、AがBを好きでBはCを好きでDは、、よく分からなくなってきた、とにかく、ぐんずほぐれつな関係性である。それゆえ、山本美月と永野芽郁のキスシーンもあるはずだと期待しながら観ていったのだが、それはなかった。なんなら、男子ふたりのキスシーンもOKだったがそれもやはりなかった。冗談はこれぐらいにして、けっこうおもしろかった。約2時間にいろんな出来事があるがゆえ、ラストの方のかつてのシーンが想い出として表されるとき、そこにグッとくるもの起きる。でもって、山本美月が主役なのは分かっていたけれど、男子はどうでもよかったのか、誰がメインかを知らなかったおかげで、どっちと成就するのか、と関心がどんどんむいてゆき、だから遂にはこっちか、と感心し、そうしたことも結果的には観賞法としてよかったように思える。山本美月の優柔不断ブリにハラハラ、というよりムカつき、永野芽郁の悪女ブリが薄らいでしまったけれど、思えば山本美月がメインのって観るのはじめてだから、それはそれでよかった。



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